男女共同参画フォーラムにて、パパシーが登壇して大学生に育休経験を語ったり、参加者(大学生と社会人)と意見交換をしたりするイベントに参加しました。(2019年、秋ごろ)

two person writing on paper on brown wooden table
 
パパシー以外の登壇者は、大手企業や公的機関で育休を取得。そこでの経験談を語っていました。
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・公務員でも育休とったらパタハラを受けた
・夫として育休をとったら妻に働いて欲しいといわれた。夫婦で話し合いが必要。
・夫が育休とっても家事育児が出来なければ意味なし
 
・育休取得には、会社側・夫側・パートナー側の3つの側面がある。 この3つがかみ合うと育休期間がより良いものになる。
 
・会社側が古い体質だと取りづらい
・会社の反対を押し切って育休をとり、復帰したら遅れをとるなよ!と言われた
 
・「奥さんが子育てすればいいじゃん!」
こういう古い体質の会社は福岡を含め九州には多い?
 
・育休はコミュニケーション能力アップの期間。 研修制度の一環として送り出してほしい。
・育休期間は暇じゃない。 3時間置きの授乳、抱っこ、オムツ替え、家事、上の子のお世話などがある。
 
パパシーの職場は育休が取りやすい職場なので、その特徴を下記のように考察していました。
★育休とりやすい職場の特徴…イクボス研修、パパプログラム、子どもを授かったら男性も女性も上司と面談をすることが必須、職場全体&上司全体が育休Welcomeな雰囲気
 
 
 
登壇者からの学生へのメッセージは、
 
・お金目的ではなくやりがいをもって働いて!
・男子学生が革命を起こして育休をとりやすい雰囲気にして!
 
パパシーは、
★会社選びのとき、育休だけでなく、土日祝日休みか残業の有無など、子育てしやすい環境を色んな側面から判断する。
★女性が優秀なところに男性が集まる。
 
今回参加した学生さんたちの就職先は、
サービス業や流通業界が多いみたいで、労働環境が厳しいところもあるから頑張ってほしいと先生はおっしゃっていました。
 
参加者同士の意見交換では、
・学校教育の中の家庭科の授業をもっと大切にした方がいい。入試問題にしてもいいのでは?!と挙がっていて、大いに共感。大学入試の小論文のテーマにはなっていそうな気がするけど。子どもに弁当を作ってもらう「弁当の日」は小学校から授業の一環で実施しているところも多いですよね?!
 
最後に、パパシーにイベントの感想を聞きました。
★他の登壇者が積極的で有能な方達なので、普通の人の自分でも育休とれるって伝えたい
 
★ベーシックインカムとか制度の問題は現実味がないから、「取りたいなら取る」というできることからやってほしい
 
★大学生が実施した育休に関するアンケート結果や意見交換の場で、学生さんは、なんとなく男性でも育休とれるって意識はあるけど、どうせ本当は取りづらいんでしょうと、諦めてるイメージをもった。経験を多くの人に伝えることの大切さを再認識した
 
2020年もこのような機会に恵まれますように!
依頼も承っておりますのでメッセージやコメントくださいませ。