原田マハ 著 『総理の夫』

 

 

【概要 amzonより引用】

20XX年、相馬凛子は42歳にして第111代総理大臣に選出された。
夫である私・日和は鳥類研究家でありながらファースト・レディならぬ
ファースト・ジェントルマンとして、妻を支えようと決意する。
凛子は美貌、誠実で正義感にあふれ、率直な物言いも共感を呼んで支持率ばつぐん。
だが税制、エネルギー、子育てなど、国民目線で女性にやさしい政策には、
政財界の古くさいおじさん連中からやっかみの嵐。
凛子が党首を務める直進党は議席を少数しか有せず、他党と連立を組んでいたのだが、
政界のライバルたちはその隙をつき、思わぬ裏切りを画策し、
こともあろうに日和へもその触手を伸ばしてきた。
大荒れにして権謀術数うずまく国会で、凛子の理想は実現するのか?
山本周五郎賞作家が贈る政界エンターテインメント&夫婦愛の物語。

 

【かんたん感想】

総理になった妻とその夫の話。

夫目線で描かれたもの。

妻の人柄や仕事に対する向き合い方がカッコイイ。

そんな妻と草食系の夫との結婚までのストーリーもほっこりする。

政治がらみの話もいろいろあるが、最後にまた一波乱二波乱ある感じで

続編をつくってほしい!

『本日もお日柄もよく』も合わせて読んでほしい。

原田マハさんの本もまたハートウォーミングで安心して読める。

美術系の物語はちょっと苦手だが、楽園のカンヴァスはおもしろかった。

 

これも新型コロナウイルスで総理の対応に賛否両論あった時に借りた本。

主人公 凛子だったらどうするかな~と妄想していた。