有川浩 著『阪急電車』

 

 

【概要 amazonより引用】

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

 

【かんたん感想】

概要通り、7組くらいのドラマが交差するストーリー。恋愛が少し多め。それぞれの恋愛ドラマがこれまた胸きゅんでほっこりする。2011年に映画化されているので、途中からこの登場人物は誰がやっているんだろうと映画キャストをチェック。意外にも、戸田恵梨香や有村佳純など朝ドラ主演女優も出演。個人的には、軍オタ・パンク男子と地味で小柄女子カップルの話とそのキャスト(勝地涼と谷村美月)が好き。でも、やっぱりどれも好き(笑)それぞれの話とそれが交差する瞬間が面白いので、また読み返したくなるし、映画も見たくなります。