子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部

子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部

市民による市民のための放射能・放射線量測定。参加者・情報提供募集中です!


こんにちは。こちらは、市民が身の回りの放射線量を測定公表する有志の会のブログです。

「子供達を放射能から守る会 藤沢」内の、放射能測定部という位置づけです。

藤沢市は、現時点での空間線量は高くありません(原発事故前の2倍程度)が、

雨水で流されたり、流れのない池などの場所には、ばらまかれた放射性物質が集まっています。

通学路や、子供たちの遊び場に、危険な場所があれば、皆さんにも知ってもらいたいと思いサイトを始めました。

また、サイトをごらんの方の近くに、線量の高い、または高そうな場所があれば、お知らせいただければ、

出来る限り測定に伺って確認したいと思っています。

こちらのページにある送信フォームからどうぞ

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【私たちについて】
子供達を放射能から守る会 藤沢の公式ホームページ
http://savekidsfujisawa.jimdo.com/

NEW【会合があります!】
●「子供達を放射能から守る会 藤沢」が
2月5日に
NPOセイピースプロジェクトの隅田聡一郎様をお招きし
内部被ばく予防などをテーマに講演会を開催します。
2月5日10時から11時半、
鵠沼公民館第3談話室 (定員40名 要予約)参加費500円

お申込み方法など詳しくは公式ホームページでご確認ください。
http://savekidsfujisawa.jimdo.com/
     
NEW
●市長選立候補者に公開質問状を提出し、2名の方から回答をいただきました!
平成24年2月12日執行藤沢市長選挙の立候補予定者三名(海老根靖典氏、鈴木つねお氏、みのゆみこ氏)に、放射能対策に関する公開質問状を提出いたしました。
回答は子供達を放射能から守る会 藤沢の公式ホームページをご覧くださいませ。


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NEW
●市内公共施設、除染対象外の中線量(0.11μSv/h以上0.19μSv/h未満)スポットについて当会の取り組み

藤沢市は地上5cmの放射線量0.19μSv/h以上を除染基準と定め、2011年12月28日までに予定通り除染作業を行いました。
しかし、0.19μSv/h未満の場所については、どんなに高くてもそのまま放置されています。
当会では、子どもの近づような場所で、再飛散を伴うような土砂、落ち葉のある場所、または子どもが触ったり口に入れたりする砂場のような場所については、市の基準にかかわらず除染を行うべきと考えています。
特に、吸入による内部被爆の影響についてははっきり分かっていませんが、通常運転の原発施設周囲で癌患者が増えているという報告もあり、予防原則の立場から、これを無視することはできないと思うからです。
そこで、独自基準として、公衆被爆限度1mSv/year
から単純計算した1mSv=1000μSv,1000μSv/365日/24時間=0.114μSv/h(※)より、」
0.11μSv/h以上0.19μSv/h未満の場所を「中線量スポット」と名づけ、除染すべき場所がないか、会独自で測定、確認作業を行うことにしました、
(※)この計算式は、そこにずっと居た場合の外部被曝についての計算であること、公衆被曝に本来含まれる内部被爆や除かれるべき自然放射線を考慮していないことから、数字そのものにはあまり意味もないのですが、基準を決めないとアクションが起こせないため設定しました。

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測定した数値のマッピングは
みんなでつくる放射線マップさんを利用させていただいています。

このサイトでは、会の主旨・参加申し込み方法、測定場所の写真
など掲載されていますので、ごゆっくり御覧ください。

(現在は、主に放射線量(主にγ線)しか測っていませんが、ゆくゆくはスペクトル解析を行い放射能測定を行う目標があり、放射能測定部と命名しました)







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●片瀬子供の家 雨樋下(滑り台付近) 放射線量測定


市測定    2011/12/8 地上 5cm 0.112 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定 2012/1/31   地上 5cm 0.104 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会コメント:
滑り台の後ろの部分の雨樋下。雨水が流れ落ちて溜まり、日が当たっても
土の部分がジメジメして乾きにくい印象でした。




子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部









藤沢市役所 本館東側駐車場
藤沢地区

1月22日 17:00~17:50

●本館東側駐車場 破損した雨樋下
市の測定   なし
守る会測定 2012/1/22 地上5 cm  1.53 μSv/h (測定器:Aloka TCS-172B)

  時定数:30秒,90秒間の3回繰り返し測定の平均値

●市役所本館北側通路 雨水枡
市の測定   なし
守る会測定 2012/1/22 地上 5cm  0.31-0.34 μSv/h (測定器:Aloka TCS-172B)

  時定数:30秒,90秒間の3回繰り返し測定の平均値

<コメント>
 本館東側駐車場の雨樋下で計測された1.53μSv/hは、市および当会測定部の測定のうち、藤沢市内放射線量 では最も高値である。
市役所本館の広い屋根に降下した放射性物質が、雨水により流され、破損した雨樋から地表に漏れ、一箇所に濃縮したものと思われる。
この場所に長く留まることがなければ、外部被曝については心配はないが、再飛散した放射能を含む土の粒子を吸い込んだり、
誤って子どもが口に入れるなどして内部被曝を生じる恐れがあり、早急に除染措置がとられるべき場所である。

 このような高線量の場所が市内他所にも存在しうることから、当会では、市に対して、市内のより徹底的な測定と住民への結果周知、
民有地の測定を促進するための対策について要望している。

具体的には、
①市が測定したミニホットスポットの情報を、ホームページだけでなく広報誌にも掲載する。
②線量計の貸し出しを知らせる市のホームページで、どのような場所に放射能が集まるのか、市が除染した場所の写真を添えて情報提供する。
などを要望した。

 なお、民有地については、こうしたミニホットスポットが見つかった場合の除染処置は、民有地所有者に任されている。
また撤去した土砂は庭を掘って埋めるなど、やはり市民に処理が任されているのが現状だ。

 また、藤沢市では、土壌等において、放射性ストロンチウム、プルトニウム等、少量の内部被曝でも健康影響が懸念される核種の検査が実施されていない。
もし今回の原発事故により、藤沢市でもこれらの核種が降下したとすれば、当該箇所の土で検出される可能性がある。
市内の放射能汚染状況を正確に評価し、市民の安全対策に結びつけるためには、放射性セシウムだけでなく、これら重要核種を含めた核種分析を行うことが重要であり、当会はこれを市に要望している。


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子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部-画像

子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部-北側通路

子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部-案内図


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●参考までに、関連ニュース

藤沢市庁舎本館裏で市内過去最大値の放射線量、基準値の5倍超、市民から通報受け計測/神奈川
カナロコ 2月2日(木)23時0分配信

藤沢市庁舎本館裏で2日、市の除染基準の5倍を超える毎時1・04マイクロシーベルトの放射線量が計測された。市内で計測された放射線量としては過去最大値。市は早急に除染するとしている。

 計測されたのは、市庁舎本館裏で駐車場に面した場所。雨どいからの配管が一部割れており、屋上などから、雨水が漏れだしていたとみられる。

 市内の放射線量を独自に測定している市民団体「子ども達を放射能から守る会藤沢」から市災害対策課が通報を受け、同日計測したところ、地上5センチで最大毎時1・04マイクロシーベルトが検出された。市の除染基準は、地上5センチで毎時0・19マイクロシーベルト。

 守る会は「このような場所はほかにもあり得る。公有地、私有地の区別なく市内を徹底的に測定してもらいたい。土壌についても、どのような放射性物質が含まれているか調べてもらいたい」と市へ要望した。


リンク先:カナロコ 藤沢市庁舎本館裏で市内過去最大値の放射線量、基準値の5倍超、市民から通報受け計測


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上高倉公園 水飲み場 放射線量測定
(長後地区)

市測定    2011/12/6  地上 5cm 0.119 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/21  地上 5cm 0.105 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:水飲み本体or横の石の影響か?(0.121μSv/h)


子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部










上谷台公園 水飲み場 放射線量測定
(長後地区)

市測定    2011/12/5  地上 5cm 0.112 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/21  地上 5cm 0.114 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:水飲み本体or横の石の影響か?(0.124μSv/h)



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新屋敷公園 水飲み場 放射線量測定
(長後地区)

市測定    2011/12/5  地上 5cm 0.113 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/21  地上 5cm 0.105 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:水飲み本体or横の石の影響か?(0.124μSv/h)


子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部










天神神社 雨樋 放射線測定
(六会地区)

市測定     測定なし

守る会測定  2012/1/13  地上 5cm 0.361 μSv/h (Mr.Gamma)

後日管理者測定 2012/1/17
守る会メンバーがお知らせし、市で借りて測定したが天神神社の雨どい全て基準値以
下だったそうです。しかし、先日高い数値が出たことを再度お伝えしたところ、表土
を少し除去して上から他の土をかぶせてくださったそうです。

守る会コメント:
社務所雨樋です。社務所の大きな屋根の雨水が流れ落ち溜まってると思われます。土
の上に砂利です。石の影響はありませんでした。
奥に土に埋まっている雨樋がありましたが、線量は低かったです。



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弥勒寺第二公園 落ち葉溜まり 放射線量測定
(村岡地区)


市測定    2011/12/5  地上 5cm 0.114 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/16  地上 5cm 0.135 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:
公園の中に落ち葉を集めてある場所があり、その部分です。市に除去してもら
えるよう電話してみます。



子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部










50号みどりの広場 ゴミ集積所 放射線量測定
(明治地区)

市測定    2011/12/5  地上 5cm 0.159 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/16  地上 5cm 0.127 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:
みどりの広場内のリサイクルゴミ集積所です。屋根がありその柱の付け根部分の線量
が高かったです。高かった柱のみ、その柱の上部屋根付け根が破損していて、屋根の
雨水が柱をつたい集中して流れていると思われます。


子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部











135号緑の広場 すべり台 放射線量測定
(御所見地区)



地上5センチ 0.112μSv/h Mr.Gammaにて測定。2012年1月

守る会コメント:
遊具は滑り台のみの広場で草地です。滑り台の滑り降りた部分がかなり窪んでいて、砂が溜まっています。隣にテニスコートがあるので、その砂が入って来ているようです。計測していると、コート整備している方に話しかけられました。



子供達を放射能から守る会 藤沢・放射能測定部










不動前第三公園 植栽 放射線量測定
(六会地区)

市測定    2011/12/6  地上 5cm 0.127 μSv/h (Horiba PA-1000)

守る会測定  2012/1/13  地上 5cm 0.093 μSv/h (Mr.Gamma)

守る会コメント:
測定場所の植栽部分は土です。
公園が写真左側からゆるい下り坂になっており、写真右側の公園壁裏の植栽からも雨
水が流れ、この部分に集まると思われます。



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