決算書をみると会社の癖(クセ)がわかる。儲けクセがついているのか、それとも損クセがついているのかがわかる。
損クセは直る人と直らない人がいる。直らない人というのは、「わかっちゃいるけどやめられない」というタイプの人である。そんな人にはできたら関わりたくないし、そんなに関わってもいられない。
なぜなら時間に、そしてエネルギーに限りがあるからである。やはり、この人なら直る・直せると思える人と付き合いたい。
では直る人・直せる人というのはどういう人かというと、少なくとも3つの資質を兼ね備えている人である。
1.素直
2.謙虚
3.前向き
目から鱗を取ってあげればいい。本人が気づきさえすれば激変します。変えられます。
PS
世界最大のスーパーマーケット「ウォルマート」の創業者・サム・ウォルトンの自著「エブリデー・ロー・プライス」を読まれた方なら覚えがあると思いますが、彼は一流の監査法人に決算書を持っていき「どこを正せばいいか教えてください」
すると公認会計士の目色が変わりました。「驚きました。これほど素晴らしい決算書はみたことありません。私の方こそ勉強させていただきました。あなたは今のまま経営し続けてください」。世界最大のスーパーマーケットは成るべくして成ったのです。