こんにちは(^O^)
ナース・アロマセラピストのミホです。
昨日、患者さま宅に訪問看護に伺った時
アロマを使ったケアを行いたいけど
精油を混ぜるベースとなるものがない!時に
患者さまのご自宅によくあるもので
ベースオイル代わりになる
ヒルドイドソフト軟膏についてご紹介しました。
身近なものに精油を混ぜる!の記事はコチラ
今日は昨日の続きで
精油を混ぜるベースの基材として身近にある
ワセリンについてご紹介。
ワセリンは身近な素材でドラッグストアで購入することもできるし、また薬として処方してもらうことも可能です♪
←薬として処方してもらえば、患者さまにとってはドラッグストアで購入するより安く、患者さまへのメリットも大きいです。
ワセリンは原油を蒸留することにより得られるワックス成分の混合物です。
精製度により白色ワセリン、プロペト、サンホワイトなどがあります(右に行くほど精製度が高い)。
ワセリン自体は石油から作られるためどうしても微量の不純物を含みます。例えば白色ワセリンは日本薬局方にも収載されていますが、アトピー肌の場合は白色ワセリンに含まれる硫黄分などに反応する方もおられるとのこと。
よって、アトピーの方や肌の弱い方には「白色ワセリン」程度の精製度では不十分なことがあります。
しかしながら「プロペト」は白色ワセリンの精製度をさらに上げたもので、眼科用ワセリンとして眼科用の軟膏の基剤としても用いられています。つまりプロペトは目に入れても大丈夫なほど精製度が高いワセリンです。
サンホワイトは上記のプロペトの精製度をさらに上げたものです。残念ながら保険適用ではありません。
ただ自費で使用しても100g1000円程度。
肌の弱い方やアトピーの方が
精油を混ぜる軟膏の基材として使うなら
それほど高くない金額かなと思います♪
ワセリンやプロペトは
昨日ご紹介したヒルドイドソフトに比べるとややベタつきますが
皆さんのお宅にも保湿材代わりに置いてあることも多いのでは?
私自身は
患者さまへのアロマを使ったケアに使うため先生に処方をお願いすることもあります。
上記で書いたとおり
保険適応での処方なので、患者さまの金銭的負担も少なくてすみます。
ワセリンやプロペトを使った軟膏はとても簡単に作れますので、オススメです(^O^)
今日もお読みいただき、ありがとうございました!