健さんインタビュー★SWITCH(2012)★[佐藤健] | 佐藤健ほりっく☆*・゚always with Takeru☆*・゚

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俳優:佐藤健さんに心底心酔しています。
彼の演技と人間性に惚れ込みました♡



今日で仕事納め♬
わぁーい\(^_^)/

昨日の日刊スポーツ映画大賞授賞式には、大友監督のみ出席した模様。
記事リンク➔
日刊スポーツ
改めて、おめでとうございます(*^_^*)


さて。昨日は
1作目るろ剣と京都大火の2本立て鑑賞をしてみたり♬
来月には3本立て鑑賞ができるのですぞ!\(^o^)/ひゃっほーい♪
(今更ですが)先日購入した雑誌達も読みました♬

 SWITCH*(2012 NO.9)

1作目のるろ剣の時の雑誌です。大友監督責任編集でのるろ剣特集。
たけるさんのインタビューも大友監督との対談形式ですし、これは買って良かったです♬
「龍馬伝」の話もあり、これを読んで初めて知ったこともあったり。
まず、大友監督の冒頭の文章が心に響きました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ただ、そこにいるだけでいい
佐藤健と初めて会ったのは「龍馬伝」でだった。
彼にはまだ何者にも染まっていない無色透明さがあり、そして、人の話を聞く時には真っ直ぐ人の目を見るような誠実さがあった。
その姿勢がすごく気持ちよかったということを覚えている。彼となら、新しい岡田以蔵を作ることができると思った。
「龍馬伝」は数多くの俳優が出演した。そうそうたる先輩俳優が多い中、佐藤健は、その場に自分がどういればいいのか、自分の居場所を必死に探していたような気がする。そういう中で、誰かと慣れ親しむわけではなく、誰かに媚びるわけでもなく、ただ自分の役に向き合い、それで結果を出すことで、自然と自分の居場所を見つけていった。
現場で見ていて、その潔さが、佐藤健という人なんだと思った。
佐藤健という役者を、見続けていきたいと思った。
「るろうに剣心」の緋村剣心は、佐藤健以外、考えられなかった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

大友監督の言葉に浮かぶたけるさんに、胸が熱くなり
(;_;)

役者になりたいことは親友にしか言っておらず、
まさにその親友と一緒にいた時にスカウトされた話で。

大友監督:自分としては納得してる道?

健さん:むしろタイミングを含めて理想通りいったなっていう感じです。僕はアミューズに入ったのが高2で、デビューが高3なんですが、「仮面ライダー電王」が一年早くても高校卒業できなかったんですよ。単位が取れないから。一年遅かったら多分大学行ってたんですよ。だからそのぴったりのタイミングで仮面ライダーが決まってくれて、進むベクトルが役者に向けられたんです。

この話を聞くと震えます。
なるべくしてなった人、運命というか、選ばれた人なんだと、そう思う。
たけるさんがこの世界に来てくれたこと、その運命、奇跡に、本当に心から感謝しています。
役者になって、日々一生懸命、きっと影で必死に努力をして、沢山の苦悩も抱えて、越えてきて...
悔しいこと、泣きたいこと、泣いたことも、沢山あったと思う。
そうやってここにいてくれる健さん。
...どうしよ。書いてたら涙が出てきた(ノω・、)


まず言葉遣いが違い、どう芝居していいか分からなかった為、時代劇には正直抵抗があり、
「龍馬伝」の時は超ビビってた、と言う健さん。
あの有名なシーンについて。

健さん:言っていいですか。今までの僕の役者人生の中で『るろうに剣心』だと鵜堂刃衛と戦う最後のところくらいなんですけど、「これマジすごいんですけど」、ということが起きてるんです。実は、本当に申し訳ないんですけど、ある程度自分の中で芝居プランがあったんですよ。僕自身は何もせず死のうと思ったんです。泣くつもりもなかったし、むしろ絶対泣いちゃいけないと思って。そしたら、何て言えばいいんだろうな...、要は、正直、集中も全くしてなかったんですよ。何の気持ちも入れずにただ死のうと思っていたから。そうしたら...、ああなったんですよ。
感情は出てきてないんです。

大友監督:無だったんだ。

健さん:いや、あれは憑依なんですよ。俺、何の感情もないのにああなって、泣いて死んでいったんです。

鵜堂刃衛との最後辺りの戦いの時も憑依してる感覚があったんだ!
これは初耳でした。また観返そう。


「龍馬伝」では、その以蔵のラストシーンと拷問を受けている所。
あのシーンも、憑依してたと感じたそう。

私、「龍馬伝」に関しては、申し訳ないけれど、ちょっとトラウマになっていて(^_^;)
以蔵が捕まる所~それこそ拷問シーンとか、もうちゃんと見れる自信がなくって(_ _;)
この話を聞いて、改めて観直したいと思ったけれど、見るのにかなりの勇気が必要です。
佐藤健as岡田以蔵は凄まじ過ぎて、見ていて苦しいなんてものじゃないから。
でも、未見の方には絶対に見てもらいたいと思う作品。
個人的に、毒饅頭のシーンは特に見てもらいたいです。
あの声もだし、とにかく凄いんだ...あそこ。号泣なんてものじゃない。
しばらく立ち直れなくなります。...観たくなくなっちゃう感想だよね(笑)


大友監督も、以蔵の最期のシーンと武市の切腹シーンの前に、身体がおかしくなったとか。
それは「無念」なんだね、それが降りてきたんだね、という話で。

健さん:あの拷問を受けてるシーンの時、マジで痛かったんですよ。叩く棒が本物なんですよ。芝居で思いっきりくるのはこちらも本気の芝居になるからいいんですけど、もうちょっと痛くない道具あるだろ、みたいな話を香川さんにしたら、「でもな、お前が痛い分だけ以蔵さんは上で喜んでるよ」って言ってくれたんですよ。

大友監督:頭おかしいんだよ、あの人(笑)

頭おかしいって(笑)でもそれは、褒め言葉♬
たけるさんも以前、香川さんのように、この人なら何かやってくれるだろう、
そう思わせる、何かを残せる役者になりたいと言っていましたね(^_^)
私の中でも、たけるさんのお芝居に対する絶対的な信頼があります。
今までのたけるさんのお芝居を見て、これはちょっと違うと思ったことは本当に一度もないし、
この人なら大丈夫という、期待と安心感。ファンだからってだけではなく、そう思う。

あの道具、本物だったんだ(-_-;)やっぱもう一度観たいな。でも怖いな(・・;)


大友監督:健くんは芝居を仕事しながら覚えてきたという感じだよね。芝居は何が一番面白い?

健さん:ひとつあるのは作品毎に現場が変わるじゃないですか。それが大きいかもしれないです。一本毎にゼロからスタートできるから、全部に100%ぶつかれる感じがいいかもしれないですね。まぁ、でも芝居はね...、なかなか上手くできないです。
全然わからないです。でも上手くなくてもいいのかとも思っているんですよね。肝はそこじゃないんだなというのは感じていて。
その時に自分が何をすべきかで、そこに全力で悔いのないように向かっていくって感じですね。

大友監督:そこなんだね、健くんの基準は。


(るろ剣の話)
大友監督:原作と戦うのは不安だったでしょ。いろんな意味で返ってくる声も含めて。そういうプレッシャーはどう乗り切っていった?

健さん:それに関してはあまり気にしなかったです。気にしてもしょうがないというか、考え方次第でどうとでもなると思っているんですよ。認識さえ変えればいくらでも楽しめますからね。

たけるさんのこういう部分、吸収したいと思う、尊敬する所。
「考え方次第」「認識さえ変えれば楽しめる」
頭では分かっていても、実際本当に自分の芯からその思考になるのは、簡単な事じゃなくて。
少なくとも私の場合は。七転八倒してますです。まだまだ弱っちぃ私( ゚ ρ ゚ )
たけるさんのこういう思考とかが、今の私の支えというか、
倒れそうになった時に掴まる柱というか、そういうものになってもいます。
本当に尊敬しています。


ここ。ワイヤー無しだったなんて知りませんでした(゚∀゚)えー!今さら(笑)

谷垣さん:できるかできないかのギリギリのムリ目なことをかなりやっています。
そこを佐藤健は毎回クリアして、ミラクルを起こしてきたというのが実感です。

大友監督:本人も自分で観てさ、「原作超えちゃったかもしれません!」って喜んでいた。
自分でムリ目をやった結果ね。

谷垣さん:ワイヤーもなしであんなにカメラ前に向かっていったら、下手したら手をつきたいけど、ギリギリまで頑張ってる!


続編に入る前に、この1作目を見返して、
「全然ダメ。見せられるものじゃない」
そう思ったと、たけるさんは話していたけれど。
1作目も本当に凄いのに。京都大火・伝説の最期でそこを更に越えてきたことが...もう言葉にならない。


見たばかりだけど、また観たくなってきた!

本の半分くらいが大友監督責任編集ページなので、すごく読み応えがあり、
へぇー!ほぉー!な話が満載で、まだ書き足りないのですが、
ダラダラと長くなりましたし、遅刻しちゃうので(笑)←何をやっとるんだ(笑)
終わります!いってきまーす!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノスタター