WCCFからサッカーを知る〜オフェンス編③ | ガンバ大阪サポーターによるサッカー&WCCF

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クソゲークソゲー言われてますが、WCCFの何がクソなのか、どうすればリアルに近づくのかを具体的に考えることでリアルサッカに対する理解を深めるコーナー。オフェンス編のラストは「スペースへの意識の向上」がテーマがです


まず、よくパスは以下の3種類あると言われてます
①止まってる味方の足元へのパス
②空いてるスペースへの(スルー)パス
③走ってる味方の足元へのパス

②と③をごっちゃにする人もたまにいますが、難易度という点からもこの2つは全然違います


どう違うかということを川崎フロンターレのコラムから引用しますが

例えばフォワードが斜めに走ったとき、味方が走る延長線上にボールを出すイメージがスルーパスだろう。しかし風間監督は「そのパスではダメだ」と厳しく指導している。スペースにボールを出せば、相手との競争になるからである。そうではなくて、「走る味方の足下にピンポイントで合わせること」を要求している。
もちろん、スルーパスとは違って、出し手に求められるパス技術の速さと正確性のハードルは格段に高い。


下線部を引いた部分からどう違うのか、またはどんなメリットがあるのかが分かると思います

一言で言えば点であわせるのか線であわせるのかという違いですが、線であわせるほうの例を一つ挙げておきました







さて、WCCFに話を戻しましょう

WCCFでも当然止まってる味方の足元へのパスという意識はありますが、走ってる味方の足元へのパスの意識は小学生以下ですし、またスペースへのパスの意識もそもそもブログラミングされてないのでは?と思うくらい低い(または0)です


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前に膨大なスペースがあるにも関わらずパスを出す瞬間味方がいた場所にパスを出し、攻撃のスピードを止めたシーン。小学生以下のプレイです




WCCFのパスの8割以上は①、止まってる味方の足元へのパスで、そのためパスだけで相手を崩すことをほぼ不可能となっています

縦パスでバイタルまではドリブル無しでボールを運ぶことは可能ですが、受け手側がスペースに走り込む意識がないのに加え出し手側にスペースにボールを出して味方を走らせる意識、というかそういうパスのイメージがない以上、最低でも1人ドリブルでかわすことが点を取るためには必要となってきます(もちろんミドルとかFKという手段はありますけど)

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受け手のスペースへの意識も低いのも問題


リアルで上の画像のようなシーンになればもうパスだけで崩せるのですが、WCCFの攻撃での選択肢は足元へのパスとドリブルだけ。それでサイドか中央を突破するのがWCCFの「攻撃」なのですから、WCCFでは上のシーンはチャンスでもなんでもありません

 





WCCFは試合時間がだいたい5分くらいですが、その中で楽しませるためにはリアルよりずっと点を入りやすくすることが絶対に必要でしょう

そのためには単純にDFのレベルを下げる、シュートの決定率を上げるなどの方法も考えられますが、攻守の切り替えを速くしたり攻撃のスピードを上げるなど攻撃の回数を増やす方向性で点を入りやすくすらというのも考えられます

パススピードやトラップ精度を上げる、またはスペースに出して味方を走らせるパスを増やすなどすれば簡単に攻撃のスピードは上がるのですがなぜSEGAはそれをやらないのでしょうか?

スペースという概念をプログラミングするのが難しいのかもしれませんが、ウイイレでも昔から△でスルーパスは出せてましたし、それをできないというのはKONAMIに遅れを取り過ぎでしょう。





パスで状況を打開するのはムリ
→ドリブルで打開するしかない

トラップが下手すぎて簡単にとられる
→だからパスは減らしたほうがいい

数的優位も結局は意味ない
→じゃあ後ろを増やしたほうがいい



と結局今のWCCFがドリブルゲーになるのはドリブルが機能するからじゃなくてパスが機能しないことが原因で、WCCFではなるべく変にパスを出させないようにするため前線の人数を減らすフォーメーションが最適、そしてそれ以外は無駄な動きを増やして点を入りにくくするサッカーとなるのです

つまりWCCFには戦術もクソもないです、ハッキリ言って。








とまあなんだか結局WCCF批判してるだけみたいなので最後にオススメのサッカーゲームを紹介して終わりたいと思います


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プレイヤーはサッカークラブの監督兼GM(ゼネラルマネージャ)に就任して,戦力を強化するために選手やスタッフを獲得したり,試合に向けて戦術を練ったり,試合中も指示を出したりするなどようはサカつくをよりリアルにしたものといった感じですが、このリアルさはものすごいです

・全て実名、そして本物の情報で(もちろんそこからゲーム内での移籍、引退などで変わっていきますが)イギリスなんかは6部まであるほどの情報量。PCの容量によってデータ量を調整できるのもGOOD

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ダービッツ。このゲームからオランダ5部で監督兼選手をやってることが分かる


・移籍での交渉もクラブ間でのやり取り、そして選手についてる代理人とあり、トレード要員を出したり追加オプションをつけたりなどかなりリアル。もちろん中堅クラブがメッシを取るのは不可能

・リアルでできないことは基本的にできない。だから強豪クラブなら強豪クラブの、弱小クラブなら弱小クラブのやり方、楽しみ方があり、1シーズンに20~30時間かかることもあり自分だけの楽しみ方を模索できる

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試合は2D、3D選べるのもGOOD。

なおイギリスのゲームなので基本英語ですが、日本語版もあるので心配する必要はないです。雰囲気を味わうなら英語版にするのも面白いですけどね



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