J2第1節 大宮アルディージャVSツエーゲン金沢 | ガンバ大阪サポーターによるサッカー&WCCF

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J2第1節 大宮1―0金沢(8日・N大宮1―0金沢(8日・NACK5スタジアム)

J3から昇格したツエーゲン金沢は、大宮に0―1と惜敗した。0―0の後半41分に、大宮の元日本代表MF家長昭博(28)に決勝点を奪われ、勝ち点を獲得することはできなかった。それでも、試合開始直後から積極的な動きを見せ、優勝候補と互角に渡り合ったことで、森下仁之監督(47)をはじめ、選手たちは「J2でもやれる」と自信を得た。ホーム開幕となる次戦の東京V戦(15日・石川西部)でJ2初勝利を狙う。
試合終了後だった。通常なら、すぐにサポーターのところへあいさつに向かうはずのツエーゲンイレブンが、森下監督らスタッフとともにピッチ上で円陣を組んだ。「このステージ(J2)でも、できることを証明できた。上を向こう」。指揮官は選手たちに声をかけた。
異例の光景だったが、森下監督は「勝てないゲームがあっても、自分たちは一つになっているということを周りに見てもらいたい。サポーターの見えるところでやれば『まだまだ大丈夫』と思ってもらえる。今年から始めました」と説明した。
「相当悔しい」。DF太田の言葉が全てを物語っていた。後半ロスタイムを含め、あと約10分で優勝候補相手に勝ち点を獲得できた。前半2分には、主将のFW清原が両チームで最初のシュートを放つなど、積極的な姿勢で試合の主導権を握った。シュート数も9対7と上回った。
守備では、家長ら相手の強力攻撃陣を封じるために、4バック全員をセンターバックで固めるなど、対策を練った。大宮サポーター席からも「向こうの方が余裕あるじゃん」と声があがるほどだった。足が止まり始めた後半41分に、決勝点を家長に奪われたが、昨季J3最少の20失点だった堅守をベースとする戦い方は、J2でも十分通用することを示した。
この日は約700人のサポーターが敵地に駆けつけた。関係者によると、リーグ戦のアウェーではクラブ史上最多という。クラブが企画した金沢からのバスツアーに参加した金沢市在住の新伝美生さん(29)は「まずは残留。そこから上位にいってほしい」と期待する。
次戦は東京Vとのホーム開幕戦だ。「自信になった。次は勝ちたい」と選手たちは口をそろえた。J2新入生にとって、敗れはしたものの、得たものも多い一戦となった
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たまたまテレ玉でこの試合で放送されていたのでみましたが、やはり攻撃のいうのは一朝一夕には上手くいかないものだと改めて感じさせてくれた試合でした



 ツエーゲン金沢の守備


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ボールを奪われるとすぐに自軍に引きブロックを作るのですが、その際上の画像のように4-4-2で組んでました
また、大宮のCBにはほとんどプレスをかけず、またラインを高めに設定しているのが特徴的でした。SBもある程度フリーでボールを持てたため、大宮はDFラインでのボールキープは簡単にできました。ツエーゲン金沢の狙いとしては中盤にボールが入ったところで囲んで奪いカウンターといったところでしょう。守から攻への切り替えは早く、実際に(大宮のミスから)何回もカウンターで大宮ゴールに迫るシーンがありました。さらに攻から守への切り替えも早かったため大宮に逆カウンターを喰らうシーンはあまり見られませんでした



しかし、ツエーゲン金沢の守備陣形はけっこう簡単に崩れることが多く付け入る隙は十分にありました

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こんな感じでちょっとボールを入れただけでDFが食いついてくるのですが、それのカバーリングの意識があまり高くないため、スペースが生まれてきます
DFラインにプレッシャーはかけないためそこからはどのタイミングでもパスは出せて受け手のタイミングに合わせるだけなのでこれをJ1のクラブが崩すのはそう難しくはないでしょう

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CBとSBの距離感がよくないシーン。ラインが高いのもあって、簡単に裏をとられるシーンが何回もあった



しかしJ1からやってきた大宮は、ツエーゲン金沢の守備を崩すところまではいってたのですが最後のパスやクロスなどの精度を欠き結局1点にとどまり、今後に不安を感じる開幕戦だったと思います