iOS 7 アップデート内容 「どうかわるか!?」 | iKMHacks

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さて、少しばかり遅れたiOS 7のリポートとなります。

今回のiOSはかなり見た目が変更されていす。初めてだと戸惑います。(本当に
まだシステムを見たわけではないのでどこまで変更されたかわりませんが、内部もかなり変更されているかと思われますのでアップデートの際は必ずバックアップを作成しておきましょう。また、SHSHが取得できる場合は必ず取得しておきましょう。



○新機能など

  • ユーザーインターフェイス

  • iOS 7の目玉でもあるユーザーインターフェイスの変更。インストール後に嫌でも見えてしまう部分ですが、かなりフラットで今までのiOSとはまったく違った印象を与えるものとなっています。

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    こう大幅に変更されたiOSですが、実際に扱ってみると以前と何ら変わりないことに気がつくでしょう。

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    今回は「設定」を開けましたが、見た目は確かにまったく違います。しかし、基本的な操作は何ら変わりありません。
    その他にも、「メール」、「Safari」や「メッセージ」など見た目がかなり変わっていて操作も一見違って見えますが、何れもまったく同じです。



  • コントロールセンター

  • 今回の目玉、「コントロールセンター」。iOS 5から上からのスライドで出る通知センターがありましたが、iOS 7からは下からのジェスチャーでこの機能が出るようになりました。

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    コントロールセンターは主に良く使われる機能がすぐに設定できるようになっています。例えば、「Wi-Fi」や「バックライト」などコントロールセンターから簡単にオン/オフにすることができます。その他にも音楽コントロールや画面回転なども割り当てられています。

    ここである疑問が。
    "キーボードで「ん」などを打つと出てくるのでは?"
    出ないようになっています。(実はBetaいくつか忘れましたが、出てしまう時代もあったんですよ。)


  • 通知センターセンター

  • 今までも通知センターはありましたが、iOS 7では従来の機能に新しいものが幾つか追加されました。

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    「今日」と「未確認」が新しく追加されました。これらの機能に関してはまだあまり使ってないのでわかりませんが、おそらく以前より使いやすくなったのでは?と思っています。


  • Spotlight

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    今までは一番左のページにありましたデバイス内検索「Spotlight」。今回から画面を下にフリックすることででるようになりました。正直この機能は使わないので私とひては煩わしいです。iPhone 4は特にスペックとしてももう引退してもいいデバイスですし。よく使う人にとっては便利かもしれません。


  • マルチタスク

  • iOS 7での目玉③である「マルチタスク」。従来のiOSでは下からタスクバーが表示されましたが、今回からはアプリケーションの画面そのものが表示されるようになりました。

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    従来のiOSではアプリケーションを長押しして消したりする必要がありましたが、今回から縮小プレビューを上にフリックするだけで終了させることができます。

    Auxoを彷彿とさせますね。


  • バックグラウンド・フェッチ処理

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    ・Not running: アプリケーションが起動していない状態
    ・Inactive: アプリケーションがフォアグラウンドで動作しているものの、利用されていない状態
    ・Active: アプリケーションがフォアグラウンドで実行されている状態
    ・Background: アプリケーションが裏で動作している状態
    ・Suspended: メモリの保持はしているが、アプリケーション自体は動作していない状態

    ※Appleのドキュメントより

    このドキュメントによると、アプリケーションからホームボタンを押すとバックグラウンドモードに入り、アプリケーションが裏でも動作するかを選択し、必要であればそのまま実行するようで、必要でなければSuspendedに入るそうです。これは今までもあった機能で、ダウンロードなどに使われています。しかし、10分以内に終えない場合や、他のアプリケーションの状態次第でSuspendedモードに入ります。

    では、iOS 7ではどのようになるのでしょう。iOS 6までであってもマルチタスクというのはありましたが、ごく一部のみでした。
    ゲームやニュースなどは、従来だと起動後にデータのダウンロードがされ、ユーザーの待機時間がありました。しかし、iOS 7からは これらの処理をバックグラウンドとして動作させ、必要であればネットワークからダウンロードしたりすることができます。

    実際に確認してみるとどうも違うようです。
    バックグラウンド設計をしているアプリケーションのみがこれに対応でき、バックグラウンドでも処理ができるようです。例えば、Facebook。今までは一度閉じるとそこで更新は止まってしまいますが、このバックグラウンド機能を利用すれば別の作業をしている間も更新され、すぐにタイムラインの確認ができるようになります。

    フェッチはそれを制御するものでオフにすると完全にバックグラウンド処理が制限されてしまいます。

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  • パフォーマンスの改善

  • iOS 7 Beta 3でもご紹介しましたが、SpringBoardのメモリリークが改善されていて、とても快適になっています。
    バックグラウンド処理に関係しているのか一時的なリークは発生しますが、メモリ解放してあげればキレイになります。



    これらにもまだまだありますが、現在確認できているものはこれだけです。もしその他にも発見できましたら記載していきます。また、バックグラウンドの新機能についてはもしかすると誤りがあるかもしれません。もし誤りがありましたらご報告いただけると幸いです。

    そして、動画レビューするとか言ってましたが、諸事情により撮影できなくなりましたのでお蔵入りとなります...