がんなお発起人の杉浦貴之です。
今日は碧南市に、美容師でがんサバイバーのロぺさんを訪ねました。
昨年2月、美容師のロぺさんは、胆のうがんで手術不可能、余命1年と宣告されました。
1年2か月経ち、今はますます元気で、なんと先日のCT検査(10か月ぶり)では腫瘍の縮小が見られ、医者も驚きを隠せない様子だそうです。
10か月前の前回の検査でも縮小が見られたそうですが、その2か月前まで抗がん剤治療をしていたので、その影響も可能性としてはありました。
しかし、抗がん剤はもう1年受けていないので、今回の結果は、ロぺさんの自助努力のみだと思います!
そのコツの一つを教えてくれました。
良い言葉、良い思い、良い仲間に囲まれていること。
昨年のがんサバイバーホノルルマラソンに参加してくれたのですが、スタッフではなかったのですが、毎回、その場にいさせてほしいと、仕事が終わってから駆け付けてくれました。そこには底抜けに明るい先輩がんサバイバーたちがいました。帰るころはメチャメチャ元気になったそうです。
あと、ぼくのトーク&ライブに何度も来てくれて、毎回メモを取っていました。本もたくさん読みました。
それを日記にもしるし、何度もその言葉を浴びます。
そして美容師さんなので、お客さんに話し、アウトプットします。またまた自分にその言葉が返ってきます。腑に落ちます。
こうして、ロぺさんの潜在意識に、良い言葉、良い思い、良いイメージがどんどん蓄積されていったのではないでしょうか。
極め付きは、ホノルルマラソン完歩という大感動の成功体験と、娘さんの成人式で髪を結うという夢を叶えたこと。
次号の『メッセンジャー』に登場してくれます!
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今年も開催!がんサバイバーホノルルマラソン!http://taka-messenger.com/tm/
☆☆☆ ロペさんストーリー ☆☆☆
1年2か月前、余命宣告直後のロぺさんは、医者からもホスピス行きを勧められ、終活に入りました。
そんな中でも、ロぺさんにとって、どうしても叶えたい夢がありました。
翌年1月の成人式で娘さんの髪を結うこと。抗がん剤を止めたのは、この日に2本の足でしっかり立つため。たとえ死期が早まってもいいという覚悟でした。
ロぺさんに転機が訪れます。
2015年5月、ロぺさんは、ぼくと寺山心一翁さん(末期腎臓がんを克服し気にもうすぐ80歳を迎える)の出演したイベント『命の神髄』に参加。
寺山さんのお話、ぼくと畑地美妃先生のトーク&ライブを聴き、がん宣告を受けても、余命宣告を受けても、元気に思いを伝えたり、ホノルルマラソンまで走ってしまう先輩がんサバイバーと出会ったり、この日、ロぺさんにスイッチが入ります。
もしかして、死ぬと決めるのはまだ早いんじゃないか。自分はもっともっと生きられるんじゃないか。
別のライブに参加してくれたロぺさんは、イベントの中で、みんなの前で宣言されました。
『私は死ぬのをあきらめました。生きることにしました。娘の成人式に元気でいるためにホノルルマラソンを走ります!』
その後、ロぺさんは自分なりに、自己治癒力を高めるべく、いろいろな努力をされました。体力作りのためにウォーキングも始めます。奥さんと娘さんは全力でロぺさんをサポートしました。
すると、段々、ロぺさんの顔色が良くなり、ぼくのトーク&ライブにも何度も来てくれたのですが、どんどん元気になっていくようでした。
12月、ホノルルマラソンは、奥さん娘さんの家族3人で参加し、見事に完走!
年を越し、今年1月の成人式。娘さんの髪を結うという夢が叶いました。
現在、仕事に、バトミントンに、以前と変わらない日々を過ごしているそうです。
次の夢は娘さんの結婚式かな。
生きることを決意し、「生きる理由」を見つけたとき、命に力が宿るのだと思います。
がんサバイバーホノルルマラソンに興味ある方は、こちらからまず、チームに入ってくださいね。情報を共有します。
希望の祭典「がん治っちゃったよ!全員集合!」
5月は名古屋、6月は鳥取にて開催です!必要な方に希望を伝えていただけたら嬉しいです。
感動と納得が同時やってくるイベントです。
~がんのイメージが変わるトーク&ライブ~
「あの人は特別だから」「あれは奇跡だから」
たった一人の体験を語るとき、度々、この言葉が返ってきます。
「あの人は特別ではない。それは奇跡でもなく、誰にでも起こり得ること」そう感じていただけるはずです。
人間の無限の可能性」に気づき、生き抜く勇気、生き抜く力があふれ出る一日となるでしょう!
「医療が変わるのを待つのではなく、患者が医療を変える」
そんな第一歩を踏み出します。
大きな感動を呼んだ第1回名古屋公演、第2回宮崎公演、第3回名古屋公演、第4回大阪公演、第5回岡山公演。第6回は大分にて初開催、第7回は名古屋、第8回は初の山陰・鳥取三朝です!
講演、歌、体操、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画をご用意しています。気づきと笑いと希望に満ちあふれた祭典にどうぞお越しください!
~がんを体験した医師は語る 治す力は己の中にある~
2016年5月29日(日)
開場 12:00 開演13:00 終演17:00
☆場所 南生協病院 大ホール
☆出演者
【血液内科医・骨にできたがんが2度再発】
【余命半年の腎臓がんから16年!】
☆料金☆
☆お申込み☆
gan.naoru@gmail.com
☆主催 ☆
日本がん治っちゃったよ協会
☆協力 ☆
めぐみの会 ガンの辞典 チームメッセンジャー 日本チキンハート協会 いずみの会 玄米おむすびの会
がん治っちゃったよ!全員集合! IN 鳥取三朝
~がんのイメージが変わる1日 余命宣告・ステージ4生還者は語る~
2016年6月12日(日)
【場所】 三朝町総合文化ホール 大ホール
鳥取県東伯郡三朝町大瀬999-2
中咽頭がんステージ4から15年
余命半年の腎臓のがんから16年
杉浦貴之
松本昌子
5年生存率20%の食道がんから9年
☆コーディネーター&司会☆ 織田英嗣
【料金】
前売 2500円 ペア4000円(3人以上の申し込み
の方は1人2000円)
当日 3000円
※ペア申し込みは、同時申し込みのみとなります。
【お問合せ】
080-1913-1491(中本)
gan.naoru@gmail.com
【お申込み】
http://kokucheese.com/
event/index/383164/
【共催】
がんを克服する人を支える家族の会 日本がん治っちゃっ
たよ協会
【協力】
めぐみの会 ガンの辞典 チームメッセンジャー 日本チ
キンハート協会 いずみの会 玄米おむすびの会
坂下千瑞子(さかしたちずこ)
杉浦貴之(すぎうらたかゆき)
15年前の42歳の時、中咽頭ガン4期と告知され、14時間の手術と、1週間の植物状態を経験。その後郭林気功と出会い、自己の免疫力を上げながらそれまでの生き方を改めて、本職の仕事の傍ら全国各地で郭林気功のワークショップ、がんの語り部として多くの方に共感と感動をシエアし続けている。日本森田療法学会員、日本カウンセリン
グ学会員、日本笑い学会員、NPOいきいき健康長寿研究会 主宰、養生塾岡山主宰、「がんの手術をする前に」 創元社(帯津良一・春名伸司共著)、「末期がんを乗り越え100歳をめざす」ぱるす出版 http://ameblo.jp/19971716/
松本昌子(まつもとまさこ)
1968年秋分の日生まれ。2005年、37歳の時に関
節リウマチを発症し、年々重症化。2011年、43歳で乳がん手術。リンパ節に転移が見つかり、乳がんの中で最も悪性度が高いと言われる。「術後治療(抗がん剤、ホルモン療法など)をしないと1年もたない」と言われるが、自己治癒力で治すことを決意。「リウマチもがんも自己免疫疾患であり、自分で作ったもの。ならば自分で自分を改
善できる」と考え、自助努力により、腫瘍マーカーの値は下がり、リウマチも改善されていく。現在、転移もなく、血液検査の結果も正常で、罹患前と同じ職場でフルタイム勤務。座右の銘は「食う、寝る、遊ぶ」。