いつかなる時も、自らが心新たに、みずみずしい決意で立ち上がったその日から、一切が生まれ変わる。

「きょう、私は勝った!」「勇気を出せた!」「一歩、前進できた!」――こう叫べる一日一日でありたい。

わが胸中に、わが一念に、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の誓いを、烈々と燃え上がらせていくのだ。

まず自分自身が、生き生きと、自らの人間革命をしていく。人ではなく、自分が変わる。誰かではなく、自分がやる。そう決めた人が勝つのである。私は、その決心で戦ってきた。

「未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事」(御書1618㌻、「日興遺誡置文」)。この精神を、ゆめゆめ忘れてはならない。

戸田先生はよく語られた。

「広宣流布は、一生の戦いである。いな、永遠の戦いである。たとえ苦難の嵐があっても、断じて負けるな!」

「時の到来とともに、戦いの雄叫(おたけ)びを上げて進むのだ」

◇ ◆ ◇

次の時代を、どうするか。どう創価学会を発展させ、後継を育てていくか。

そのために、リーダーは、自らの信心の実力をつけるのだ。広宣流布を前進させる力を持つのだ。

「全ての人を味方に!」「断じて勝ってみせる!」――この気迫をみなぎらせていくのだ。

将来を展望しながら智慧を湧かせ、戦う心を燃やし、張り切って進もう! 皆が団結して、永遠に崩れぬ創価の人材城を築いてもらいたい。

人を育てるには、先輩が模範を示すことだ。師弟に生きる人生がいかに強く尊いか、青年たちに伝えていきたい。


-2013421日付聖教新聞より-