記事のアップが遅くなりました~(汗
ではでは、ラーフとケートゥのお話です。
ラーフもケートゥも惑星じゃないのですが、インド占星術では惑星と並んで重要なものです。
太陽と月が交わる点、つまり日食が起こるポイントがラーフ、そしてその反対側がケートゥです。
インドの神話にもとづいた説話もあります。
昔、神々だけが飲める「ソーマ」と呼ばれる不死を得る酒がありました。ところが悪竜が盗み飲みし、神によって頭と尾に真っ二つに切り裂かれます。ところが不死身のためにまだ生きています。そこで天に上げられたという話です。
頭は貪り続ける「欲望」の象徴ラーフ。日食が起こるのはこの竜の頭が太陽を飲み込んでしまうと考えられていたわけです。
尾は吐き出すだけの「禁欲」の象徴ケートゥ。頭から入ってきたものを吐き出すだけですから、そこから煩悩を手放す解脱の意味が与えられています。
ではでは出生図のどのハウスにあるのかによって、人生においてどの分野に積極的に取り組む傾向にあるのか、そして何を手放して生きていくのかみていきましょう!
出生図の「Ra」「Ke」の記号が何番のハウスにあるのか確認してみてください。
※大まかな傾向であり、他の惑星の影響も考慮しなければ正確な解釈にはなりませんのでご注意を!
1室ラーフ:7室ケートゥ 自分自身のための努力を惜しみません。濃~いキャラになりがちです。対人関係においてはクールに接します。・・・興味が薄いのかも。
7室ケートゥ:1室ラーフ 先ほどの逆バージョン。自分自身のことについてあまり関心がなく、あっさりとし過ぎて逆に目立つのかも・・・。パートナーに濃いキャラの人を選んでしまう傾向も。
2室ラーフ:8室ケートゥ 物質的な物に対する熱い情熱がありそう。スピリチュアルなことに関心があり、優れた直観力の持ち主。
8室ラーフ:2室ケートゥ 発言は少し控えめ。内側に情熱を秘めた人。小食、という説もありますが体質的に食べられないものがあるという感じです。探求心旺盛。
3室ラーフ:9室ケートゥ 努力することに価値を見出し、ひたすらに頑張りそうです。趣味に没頭しやすい傾向。しかしそれらを仕事にしようとは考えない、夢を諦める。
9室ラーフ:3室ケートゥ 宗教生活や導師を求めます。慎重で、競争心が薄いでしょう。
4室ラーフ:10室ケートゥ 安定した家庭や信頼関係を築くことに情熱を傾けます。そうなると結果的に社会より家庭優先、という内向的な方面へ向かうでしょう。
10室ラーフ:4室ケートゥ 社会的役割や責任というものに積極的に関わっていきそうです。なので家庭は二の次・・・。理解あるパートナーが必要ですね。
5室ラーフ:11室ケートゥ 学ぶ意欲旺盛!恋愛にも積極的です。しかし、そこに社会的成功などの意欲はなく、目標のないままひたすら学びに徹します。
11室ラーフ:5室ケートゥ 高い目標を持ち、実現への情熱があります。恋愛は控えめ・・・。
6室ラーフ:12室ケートゥ 好戦的で戦うことはいといません。直観力に富み、霊的な体験をすることも。
12室ラーフ:6室ケートゥ スピリチュアルな世界への探求心。争いごとは消極的。
こんな感じです。
いかがでしたでしょうか?本当は他の惑星との絡みを見ていったりすると詳しく分かります。
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巡ってくる運気の波を見逃すな(σ・∀・)σ