漢字で書けない言葉は喋らないようにしましょう。今ここで「喋る」って言葉も変換されたから入力できてますけど,実は変換された後で,「つくり」の方は「葉」と違って「『くさかんむり』がないんだったな」と再確認しました。紙に書くなら「くさかんむり」をつけちゃうところでした。

「漢字で書けない言葉は喋るな」というのは,言葉を制限しようという趣旨ではありません。むしろ逆です。喋ろうとした言葉の漢字が書けないと気づいたら必ず辞書で調べましょうということです。たくさん漢字を知っている方が,漢字の多い文章に対する抵抗が減りますし,発信する側でも受ける側でも言葉の世界が広がります。言葉の世界が広がれば当然「世界」そのものが広がります。それまでは自分の周りに存在していたにもかかわらず,自分の中ではないことになっていた世界を知ることができます。そうすれば,より多くの人とつながることができるでしょう。

子供のころは「足が速い」とか「スポーツができる」とかで異性(同性でも)にモテたり,友だちに憧れの目で見られたりするかもしれませんが,大人になったら「話題が豊富」,どんな話題でも最低限の知識を持っていて,それなりのレベルで会話できることが大事になってきます。

 

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