集団的自衛権に警鐘 元自衛官インタビュー | 真実を求めて

真実を求めて

人は何故、この世に生を受け、一体何の為に存在しているのでしょうか。

その意味を、探求していきたいと考えています。


 光軍の戦士さんのブログより

 歯に衣を着せぬ物言いでマークされている管理人さんは、記事の削除対策をされています。

  アメブロ版
 wantonのブログ

  FC2版
 光軍の戦士


 - 以下一部引用 -

 ―なぜ自衛官を辞めたんですか。

 今回の集団的自衛権容認の閣議決定で、
海外の「戦闘」に加わることが認められるようになります。
自衛隊は、人を殺すことを想定していなかったのでまだ、
「仕事」としてやれましたが、今後はそうはいきません。


 ―今回の集団的自衛権行使容認をどう捉えていますか。

 戦争への参加宣言で、自衛隊の軍隊化だと思っています。
自国が攻撃されていないのに、他国の争いに参加して、相手を撃つことになり、
日本がテロの標的になる恐れもあります。

 今は容認に反対意見が多いですが、政府が容認してしまったことで、
仕方ないと考えた国民の支持が少しずつ広がっていくのではないでしょうか。
今後は、さらに憲法解釈が拡大していくと考えています。

 去年の終わりごろ、秘密保護法が成立して、
友人関係や家族についての調査がありました。
国に管理されることに違和感がありました。
統制のために政府が強引に法案を通したようにしかみえませんでした。

 秘密保護法の成立で、集団的自衛権の行使容認への流れはできていたと思います。
日本が主体となる戦争が今後、起こることも否定できません。


 ―訓練内容は、入隊したころと辞める直前で変わりましたか。

 安倍政権になってから、内容が大幅に変わりました。
人を標的とする訓練が始まりました。
これまでは、相手を捕獲することが基本でしたが、もう今までと違います。
軍隊としか思えません。

 1年に2回だった実戦訓練は実際、増えました。人殺しは嫌です。
これからは、自衛隊をやめる人がもっと増えるかもしれません。


 ―集団的自衛権の行使で、自衛隊はどう変わると考えていますか。

 2年前、自民党は自衛隊を「国防軍」や「防衛軍」に
名前を変えることを議論した経緯もあります。
そうなると、もう軍隊です。
政府は、秘密保護法、集団的自衛権を強行してきています。
自衛隊が軍隊に変わる日は、そう遠くないと思います。


 - 以上引用終わり -

 wantonさんは、沖縄タイムスに掲載された20代の元自衛官のインタビューを基にされて記事を書かれていますが、そこに続く関連記事も必読です。



 以下は私、mugelloの記事です。

 お読み頂けたら幸いです。


 今年の5月にイスラエルの首相が来日して安倍首相と会談を行い、12日には日イスラエル共同声明に署名しました。

 外務省HP
 共同声明骨子

 要は日本とイスラエルの準同盟国としての署名であり、
防衛協力の重要性と閣僚級を含む防衛当局間の交流拡大で一致。自衛隊幹部のイスラエル訪問で一致。
したとの事。

 また、中東和平に関し、

 安倍総理から,(ア)中断した和平交渉をできるだけ早く再開することが両当事者の利益となる,(イ)入植活動を含め,交渉の妨げとなる一方的措置の最大限の自制を求める,(ウ)両当事者が平和共存する「二国家解決」に向け,日本は積極的な役割を果たしていく,との3点を強調。また,安倍総理は日本の対パレスチナ支援の現状を説明し,特に地域協力を通じてパレスチナの経済発展を目指す「平和と繁栄の回廊」構想に対するイスラエルの一層の協力を要請。これに対して,ネタニヤフ首相からは,これまで二国家解決に向けた協力,入植活動の凍結,パレスチナ囚人の解放等に努力してきた旨説明した上で,パレスチナ側がハマスとの国民和解を進め統一政府を目指すことは,和平実現の準備ができていないことの証左であり残念である旨発言。

との事。

 日本はパレスチナを支援してきており、両当事者(パレスチナとイスラエル)が平和共存する「二国家解決」に向けて積極的な役割を果たしていくと、一種の正論(ユダヤ人がパレスチナの地に住むことの正当性にはいくらでも疑問を差し挟む余地がありますが、この場では置いておきます。)を述べたものの、イスラエルとしてはパレスチナ側に和平実現の準備ができていないと、自らの非を完全に無視した意見を述べ、かみ合っていない「共同宣言」となった。

 道義に反したイスラエルによるパレスチナへの一方的な攻撃への批判と、和平への望みを正論としてイスラエルへ投げかけたという事実により、和平が実現されない原因はパレスチナ側にあると主張するイスラエルとの国家間協力体制を結ぶ整合性?を辛くもつくりだした日本政府。

 中東和平の名の下に、自衛隊をしてイスラエル軍の援護(集団的自衛権の行使)をすることになりやしないかと危惧されます。


 そのイスラエルがパレスチナに対して行っていることは極悪非道きわまりないことです。

 コンクリートや鉄板の巨大な塀で居住地を取り囲み、逃げ場のないパレスチナ市民へミサイル・戦闘機・攻撃ヘリ・戦車等を使って攻撃しています。

 あえて子供達のいる学校や住宅、病院を狙っているとしか見えず、武器を持たない子供や年配者、女性達が大勢犠牲になっています。

 長年この地に住み続けてきたパレスチナ側の持っている武器は、最も強力な物でもロケット弾。

 はっきりいって一方的な虐殺です。


 白リン弾も使われて凄惨なこと極まりありません。

 白リン弾は焼夷弾の一種で、リンが肌に触れてしまうと燃え上がり、水をかけようが砂をかけようが炎は消えず、良くて肌が抉れる深刻な火傷、悪ければ人体が炭化するまで燃え続けます。

 戦争の現実を知れば集団的自衛権の行使なんて考えもせず、ただひたすら平和憲法を守り通すことを考えるのみでしょう。

 想像力の欠如した政治家達。

 彼らはまた、どうせ他人に命令して行かせるだけだから自分は痛くも痒くもない、とでも言うのでしょうか。


 ここに白リン弾に襲われた被害者の方の画像へのリンクを貼っておきます。

 グロテスクで心臓に悪い写真ばかりです。

 くれぐれも、事実を見つめたいという覚悟をお持ちの方だけが、心して御覧ください。



 知らされていない画像。『白リン弾』に被弾したガザ パレスチナ人。リンが人体組織に反応、炭化するまで燃える。

 ひどすぎる兵器「白リン弾」


 イスラエルとは果たして、正論を投げかけ、理解を示したからといって協力しても良いような国家なのでしょうか。
 



 南無阿弥陀仏・・