写真を撮るのが難しかった | 劇団綺畸稽古場ブログ

劇団綺畸稽古場ブログ

東京大学、東京女子大学の学生が中心の学生演劇サークルです。

吐き出した息が白く形をつくってから消えました。
寒さは爪の間から入ってくるようで、指先から手首へと皮膚の色が変わっていくのがわかります。

悲しくなると月を探します。
寂しくなると自分の影を踏みつけます。

痛みや苦しみを見せてはいけないと言われます。
感情を伝播させてはいけないと叱られます。

それでも、分かっていたとしても、私たちは時々、感情から逃げられなくなる時があります。
どうしようもない孤独に涙が止まらなくなることもあります。
幼さや甘さと切り捨てられるたくさんの感情と、私はまだ決別できそうにありません。

いじわるで時々優しい作演の気持ちが溢れそうに詰まった劇です。
こんなことを書くとまた怒られると思います。
でもきっと許してくれると知っています。勝った。


鼻と耳が真っ赤です。
猫のぬくもりが恋しい季節ではありますが、本番の日は劇場だって負けないくらいあったかくなると思います。
今週の土曜日から来週の水曜日まで、駒場小空間でお待ちしています。

確実に来られるよう、うがい手洗いで体調を整えておいてくださいね!なんて。
風邪とインフルエンザにはお気をつけください。


あ、書いてませんでした。
とっても「上から」な女子高生シルシル役の染谷です。
ううう寒い寒い!
指が限界です!
おやすみなさい!!

染谷知里