「ラウンダー」ってゆーんやね。ふ~~ん、不安定な仕事や。有機野菜の宅配会社も例外でないわ~。チラシやネットを見て電話で問い合わせ、向こうからやってくる営業員さんのほとんどが実は派遣か1年契約の社員さんなんや。そしてhさんのようなシンママが結構頑張って働いている。しかし会社との関係では圧倒的に立場が弱い。

安い基本給では食べていけないから契約が何件成立したかによって決まる、上乗せ分の成果報酬に生活がかかっている。

しかし、中には当然成績が良いひともいるけど全体としたら契約件数が悪くなっていくのがいまのデフレの特徴や。おまけに手間がかかった分価格が高くならざるを得ない有機食材は非常に苦戦を強いられる。普通はどこも売上げを落としてるねん。

それに、契約件数、成果といっても会社の広告宣伝にかかっているといって過言でない。純粋に自己努力が成果に反映されるのでない。会社のやり方次第や。

たとえば新聞折り込みが少ない月だと、問い合わせの電話が少なく契約も少なくならざるを得なくなるからや。だから4月にたくさん宣伝打たれても、そのあと打たれない月があったら当然に契約件数が落ちる。給料が減る。

会社が宣伝費をケチる。そのしわ寄せが派遣の給料に影響するという形で個人に責任転嫁される。宣伝費をかけないならかけないで基本給はもっとあげてやるべきやろう。一言、理不尽。

Hさんの場合、まだ上司にモノ申しただけすごいと思う。これはかなり勇気のいることや。ほとんどが解雇を恐れて泣き寝入りか啖呵を切って辞めていくパターンや。それでどんどん辞めていく。新しい人材を補充する。その繰り返しや。そういうのを傍からずっと見てきたし、辞めていった本人からも直接話を聞いてきた。

これは客観的にいって人の使い捨てや。第一、販売員が貧困。自分が勧める有機野菜を自分自身が食べれるだけの所得を得ていない。こんな会社に将来はないと思っている。またそれが幅を利かせる有機農業業界というもんはあかんやろとおもう。なぜなら働いてるものの所得が真っ当でこそ、有機農業は発展、拡大していけるのだから。

経済がデフレの時は本当は「競争させる」んでなくって「共存共栄」の道を探らないとあかん。いくら「食の安全」って言っても、働くものを貧困にさせ、自らの産業、商売の足元を崩していく「食の安全」って本来存在しえない

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ホーユーは不当な雇止めを取り消せ! - ほぼ週刊 まこと通信 - Yahoo!ブログ http://p.tl/qr44

<“ラウンダー”と呼ばれる、一種のルートセールスが仕事でです。最初は派遣会社からの派遣で5年弱、その後ホーユーとの直接雇用(1年契約)となって3年。過不足なく、ごく普通に、まじめに働いて来ました><Hさんは会社の不公正かつ不透明なやり方について、直属の課長・稲垣氏に強く抗議し、ちょっとしたトラブルとなったことがありました。この一件を逆恨みし、契約不更新でHさんを追い出そうとしたに違いありません>

<千名近い社員がいるにもかかわらず、労働組合もありません><ホーユーが業界最大手企業としての社会的責任を果たし、いわゆる“非正規”雇用を含めた全社員が、労働者としての権利が守られ、気持ちよく働ける職場となるよう、求めていくつもりです>