【都知事選】細川護煕(もりひろ)×家入一真(かずま)ツイキャス対談!全文書き起こし - NAVER まとめ http://p.tl/ctU9

細川政権の当時を知らん方へ。

コレ、原発以外に細川さんがどんなこと考えてるかぜんぜんわからへんやん。肝心なとこ、聞きたいとこがいっこもあれへん。ただ単に細川さんはこんな雰囲気~~ってことを伝えたいだけなんか?

「入れ物」っていうか「スタイル」っていうか「統治機構」っていうか、そんなとこに何か意味があると思ってるの?そこが大きな勘違いなんや。経済がわからない人がよく陥るパターン。こういうのって、あかんパターンの典型や。

本当は賃金が下がったり、下げさせている構造改革、小選挙区制こそが一番の原因や。しかし対談ではそういったことはみじんも感じられない。一切隠されてる。そして、「入れ物」「スタイル」「統治機構」になにか意味があるように思わせるんよね~。

「入れ物」「スタイル」「統治機構」にこだわるっていうのは、ちょっとむずかしー経済の話でいったら、〝サプライサイド経済のものの見方〟やねん。

しかしこのサプライサイド経済のものの見方はぜんぜん新しくも革新的でもなくって、もう〝古い〟ねん。過ぎ去った政策。〝遺物〟やねん。

サプライサイド経済のものの見方ってたとえば、<成長を阻害しているのは規制。規制を緩和すれば新しいサービス、新しい産業が生まれる><政治に経営感覚を><行政改革><規制改革><地方分権>もそう。

つまり、コレ、小泉竹中構造改革のことなんや。

こうした小泉竹中構造改革のようなことを細川さんは過去に盛んに言ってたん。<行政改革><規制改革><地方分権><政治に経営感覚を>・・・

カスカスの中身の対談の中でもみられるから。

<ビジネス感がないのよね…そういう、役所仕事には後ろについてる政治家がついてるので、そいういうのをこわさなきゃならんって、日本新党起ち上げたんですけど>

こうした小泉竹中構造改革=新自由主義の考え方は今も全く変わってない。公約の中にもい~~~ぱいあるで。

<国家戦略特区><同一労働同一賃金の実現><ハローワークは、国から都へ移管><民間の職業紹介><既得権のしがらみを断ち、国ができなかった思い切った改革><それぞれの分野で、新しいサービスの創出と産業としての発展に
つなげます><東京の発展を支える産業基盤の育成><「国家戦略特区」も活用><魅力的なビジネス拠点の形成に努める><グローバルな都市間競争に勝ち抜けるようにしていきます>

新自由主義っていうのは最終的に国民を裏切るん。なんでかっていったら消費税増税で政策の欠陥を解消しようとする原理になってるから。この消費税増税はいくら「福祉目的」といっても結果は「反福祉」に作用するんでぜんぜん意味がない悪税なん。そこに行き着く。国民を裏切らざるを得ないん。

だからそのことを知っていたアメリカのニクソン政権は途中で新自由主義を捨ててしまったんや。新自由主義の橋下市長もやっぱし途中から消費税増税を言い出した。11パーセントやで!!そして細川政権もきっとそうなる。

実際、細川さん、過去に政権握るとき最初あれだけ「消費税反対」って言ってたのに、いざ政権を握っちゃうと国民に何の相談もなく背を向けて「消費税増税」をぶち上げ裏切ったんやから。それで細川さんへの〝熱狂〟が一気にさめちゃったんやで。政権は求心力を失い離党者続出、崩壊へ・・・超短命政権ですた。。。

国民運動に無縁の細川さんは結局なにも出来ないんやで~~。

PS、書き忘れてたけど「小選挙区制」を導入したんは細川政権やで。細川さんが盛んに宣伝したん。「入れ物」「スタイル」「統治機構」に原因があると思わされて「改革」に協力させられるととんでもないことになるんや。