いつも電話ばっかりしている旦那さん😏
電話と言っても
WhatsAppアプリでヴォーカルメッセージのやり取り
これがセネガルでは主流〜
アーティストの情報交換などもここでやり取りするのでなかなかあなどれない笑笑

今日は何かいつもと違う会話が聞こえてきて
(聞いてる訳ではなく聞こえちゃう)
「今スペインだよ」
「え、スペイン?まさか?!」
「そう船で行って無事に着いたよ」
ひゃーーーーーー
でたでた
って全然笑えないじゃん
ってかネット繋がってるし😂


実は今、セネガルで社会問題になっている
船でスペインに渡ろうとする人たち。
(なぜスペインかというとヨーロッパの中で
スペインだけが移民受け入れに寛容なんです。)

以前からあった問題で
2007年くらいにこの問題が
大きく取り上げられ
セネガルの人気歌手ユッスー・ンドゥールなども
止めるように歌を出したり
母親たちも協会を立ち上げたりしたが
後を経っていないのです。

船といっても
漁船で屋根もない
ヨーロッパまで海を渡るには
危ない




「何日かかったの?」
「8日かな」
「食事は?」
「船で自炊だよ」

凄すぎる、、、、

ここ最近海を渡る人たちが一気に増加。
2週間くらいの間に海で亡くなった人数は
(1週間っていう記事も見た、、、)
10月後半時点で480人、、、
セネガルのコロナ死亡者数を上回っている

今回は
漁師さんが多いらしい。
旦那さんの友人も漁師をしていた。

ヨーロッパやアジア(中国)漁船が
ごっそり魚を採ってしまい
彼らの漁が多大な影響を受け
収入がなくなっていったことが問題の背景にあるようだ。
中国などにその多くの権利を与え
自分は潤ったであろうマキサール大統領政府に対する信用は全くなくなり
学生たちも海外に出て仕事したいと話しをしていると17歳のムスメが言っていた。

そうかと思うと
ダンサーのみんながセネガルプロダンサー協会を発足させる前向きなニュースも聞こえてくる

私の旦那さんのミュージックビデオ
「FATELIKOU」では
ダカールのSoumbediouneという場所の
漁業を営む人たちの様子を見ることが出来ますよ