名張毒ぶどう酒事件の再現ドキュメンタリー映画を見た。
主演は仲代達也氏。
再現など、「下手な役者が熱演するがために、真実が見え辛くなる」だから無名塾の塾生に、出るな言っとるらしい。
その仲代さんが、再現ドキュメンタリー映画の主演を務めとる。
観て、仲代さんでしか出来ない役だった…
圧巻。さすが…
自白によって、殺人事件の犯人になったストーリー。
なんだけど、実際は警察の必要以上の尋問で、心労と家族に掛かる負担の為、ほぼ強制的に自白をされられ、死刑囚となる…
で、この事件は複雑で、ウソの自白をしてしまった途端、村の人間にも疎外され、誰にも助けて貰えず、1人今も尚、独房で死刑を待っている。
有罪が、有力な証拠が出てきて逆転無罪になったが、裁判長が代わり容疑者本人の自白押しで有罪になり、再び手錠を掛けられ、また死刑囚になったり…
実は、裏で司法の人間の人事が大きく影響していて、有罪の判決をした裁判長は、出世しており、無罪の判決を下した裁判長は、翌年辞任してたりする。
地方裁判長が、最高裁など都市の裁判員になるのが、どうも狙いのよう。
あんたらの出世のせいで、無実なのに尊い命が奪われる…
日本には、この事件だけではなく、もっともっと冤罪に苦しむ人がいるんだと。
選挙で、裁判員を選ぶ機会があるけど、正直あれわからんよね。
結局、言い逃れで、みなさんが選んだんでしょ？
状態になっとるのはたしか。
選ぶ得票権を持つ人間に解るようなシステムないんかなぁ…
気付いたら、恐ろしい裁判長を自然と選んどるんかもしらん。
こわ。
母役の樹木希林さんもバリえかった…
日本から、
罪の無い人間の命を奪うシステム
無くなって欲しいわ。
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1945年8月6日 8時15分 広島
1945年8月9日 11時02分 長崎
感謝
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