今、SNSで流行っている「お母さんヒス構文」を見ていて思ったのですが
あれを見て、「うちのお母さんにもあったなぁ」とか、「女性にはよくある事」だと思う人が多くて
ある種の共感を得て、ウケているっていう部分もあると思います。
それってつまり、程度の違いはあっても、女性のヒステリーを体験した事がある人が多いという事ですから
日本の女性達、特に結婚して子供もいる女性達には、自己犠牲して我慢する人がまだまだ多くて
自由に生きる方法が分からない人が多いって事だと思うんです。
お母さんヒス構文のパターンとして
・予想もつかない事が引き金になって怒り始める
・初めの怒りとは関係ない話に飛躍して行く
っていうのがあるんですけど
(お母さんヒス構文を知らない人はこちら↓)
それは、そこまで溜めに溜め込んでるからです。
それは、元々、家族や周りの人の事を考えて動く優しさだったり、愛情が強い人、責任感が強い人だからこそだったりもするんですが。
まぁ、一部のお母さんヒス構文には、それ以前の問題(被害者意識、自己中心的な思考など)も含まれた内容も多くありますけど。
溜め込んだ怒りがあると、その怒りは無意識の中で発散する機会を待っているので
ちょっとした言葉だったり、全く怒るような事じゃないところをきっかけに爆発するんです。
そして、溜め込んでいれば溜め込んでいたほど、発散のチャンス!!とばかりに怒りがヒートアップしていって、その結果、どんどん飛躍していく。
こうして、お母さんヒス構文が生成されるって訳です。
何でそこまで我慢して溜め込んでしまうかというと、日本の古い常識もその理由の一つでしょうけど
1番の原因は、本人が自分より周りを優先する癖がついているからです。
本人は意識すらしていないくらい、自然とそうなっていると思います。
自分を後回しにする癖や、周りを優先する癖がない人は、自分が無理してまで何かをする事はないし
適切に、周りの助けを適切に得ることができます。
だから、溜め込む事もないし、ヒス構文になる事もないんです。
自分を後回しにしない事、適切に周りの助けを得る事は、スキルです。
でも、そのスキルを身につけられないまま、自力だけで頑張ろうと生きて来たのだから、今さらどうして良いか分からないし
自力で出来ない自分を許せなくて「お母さんが〇〇できないのが悪いんでしょ!」なんて言ってしまう。
でも、そうじゃないんですよ。
出来なくて良いし、当たり前なんですよ。
人それぞれ、キャパは違います。
体力だって違うし、例えば料理一つ取ったって向き不向き好き嫌いあると思います。
それなのに、お母さんになった途端に全て完璧に行くわけなんてないんですから。
お母さんじゃなくても、自分を後回しにして頑張ってる女性は、甘え方も分からなくて
自分でちゃんと出来ないのも嫌で、溜め込んではパートナーに爆発しちゃうなんて事になりやすいです。
だって、自分を後回しにすればするほど、彼にも後回しにされてると感じるでしょうから。
私も昔はそうでした。夫にも、彼にも相手にされていないと感じて、寂しい!とか大事にして!とか喚いてましたから。
つまり、問題の本質は、自分の機嫌を自分で取れない事なんです。
自分のキャパに気づいてあげられるのは自分だけなんですから、自分が機嫌良く居られるようにしてあげられるのも自分だけなんです。
勿論、家庭内での役割っていうのはありますし、それに対する責任もある。
でも、自分のキャパを分かっておくこと、キャパを超えないように自分のケアをすることも、自分の責任です。
そうは言っても、やり過ぎてしまう人は
キャパを超えてもやるメリットや、他の人に甘えることが出来ない理由があるという事なんです。
我慢しない生き方、自由な生き方は、既婚者だろうと母親だろうと、選べます。
選ばない事は、家族の為だと思っているなら、それは、ハッキリ言いますが思い上がりです。
溜め込んだものは必ず、近しい人、つまり、家族に歪みとなって影響を与えますから。
その分かりやすい形が、お母さんヒス構文っていうだけで、他にもいろんな形で現れます。
そもそも、家族だって、お母さんに幸せでいて欲しい、笑っていて欲しいって思っているもの。
我慢ばかりしている人は、子供の頃お母さんに笑ってほしくて何かを頑張った事がある人も多いはずなので、わかると思いますけど。
我慢しなくても、自分から幸せが溢れ出して、周りごと幸せにしてしまう、そんな女神のようなお母さんに、ヒス構文はあり得ません。
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