↑2015年3月5日より改善頂きました☆リンク
自分への次回以降の資料目的と、車いすユーザーさんへの参考資料として
車いすで新幹線を利用し東京へ行く場合の
山形⇄東京間の新幹線チケット車いす対応座席の予約方法をここに書き留めます。
私が行った方法
下記サイトは、JR東日本のHPでお身体が不自由なお客さまへというページです。ここには、車いす対応座席を電話で予約可能と記載され、更に電話予約可能な、みどりの窓口がある駅の電話が記載されています。
①…まず、新幹線には車いす対応座席があります。
これは、グリーン、普通車両共に1席(現在ネット予約では買えません。)
②…目的地への到着時間から遡り、乗車駅からの何時発の新幹線に乗れば間に合うかを調べます。
駅探(Ekitan)←こちらのサイトが便利です
(乗り継ぎなど車いすでの移動は、一般徒歩と比べ時間がかかる為、少し余裕をもつことをお勧めします。)
③…乗車時間が分からない場合は、最寄り駅へお問い合わせください。駅員さんが教えてくれます。
④…HPに電話予約可能と記載されていたので、乗車駅へ連絡しますが、電話では予約できず、窓口へお越しくださいと言われます。
⑤…仕方なく窓口に行き、チケットを購入しようとしましたが…
山形から新幹線を利用する場合、仙台駅に指定時間発の列車の車いす対応座席が空いているか確認しなければならず、直ぐにチケットを購入することができません。
⑥…確認に時間がかかる為、一旦帰宅をすることになります。
⑦…自宅に帰りしばらく待つと、先ほどの駅窓口から車いす対応座席の確保の連絡が入ります。
⑧…再度、最寄り駅窓口で、障がい者手帳を提示し指定席チケットを購入します。
⑨…当日、駅へ行き乗車します。乗車の際は駅員さんが乗車のお手伝いをしてくれます。(駅に到着したら、駅員さんへ声掛けと、時間に余裕をもって行くことをお勧めします。)
以上、今回私が車いす対応座席の指定席で新幹線チケットを購入する為に行った流れです。
車いす利用者が、指定席でチケットを購入するだけでわざわざ駅に2度行かなければならない現状です。(私が知る限り2年前から、既にこの対応…)
ここで、3つ問題があります。
問題①…JR東日本のサイト(車いす利用者や障がい者をお持ちの方の購入方法)が分かりにくいです。
問題②…HPお身体が不自由なお客さまへみどりの窓口電話一覧では電話で予約可能と記載されていますが、電話予約できずチケットを購入する為に、最寄り駅の窓口へ2度行かなければならない。
問題③…この様な状態をJR東日本側が把握していない。
私達日本人でも車いす利用者が新幹線のチケットを購入するだけで、上記の様な状態にあります。(他県ではまた対応が違うのかも知れません。)
山形県では、上記流れになると思います。
2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界中から様々な方が訪れることになります。残念ながらこの対応で、他国の車いす利用者が新幹線を利用するには、物凄い時間と労力を強いられ、新幹線を利用する事すら諦めてしまう可能性があります。
以前、ある外国人観光客の方々のアンケートに
日本に訪れて困った事。そのワースト3の一つに、駅の案内が分かりにくいとありました。確かに、東京駅の乗り換え等の案内表示等、私達でも分かりにくいです。そして、一般に多く利用する外国の健常者の方々ですら、この様な状態ですから、外国の車いす利用者では更に困難になる事は明らかです。
2020年に向けて、JRさん側へ今回の購入する際の経緯を説明し、もっと利用し易い方法をご提案させていただき改善をお願いしました。
JR東日本側の回答
お問い合わせセンターの方も、この様な状態だとは把握しておらず、ご不便をお掛けし大変申し訳ありません。直ぐに上層部へ申し伝えます。
との回答でした。JRさん頼みますよ!!
改善いただけることを切に願います。
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