おはようございます
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『清潔すぎる』という弊害
非衛生な状態に
大きな価値がある
どんどん無菌になっている
昨今の生活環境と
心臓疾患や自己免疫疾患から
がんや認知症までの
慢性疾患との関係について
驚くべき結果が報告され始めている
スタンフォード大学医学部微生物学
免疫学部の研究
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食事の変化や抗生物質の使用
過度な衛生的な状況に起因する細菌の種類と
多様性の喪失が
いわゆる『西洋病』と
いかに繋がっているかを調査している
現代の私たちは
DNAとマイクロバイオームが
『不適合』な状態にあるという
DNAは人間の歴史の中で
いつも比較的安定していたが
マイクロバイオームは
現代の西洋のライフスタイルに対応して
大きく変化している
また
腸内細菌の栄養になる
食物繊維が少ない
西洋型の食事により
細菌の種類や腸内細菌が
食べ物を代謝したり発酵させたりしたとき
発生する有益な
二次発生物の種類が減少していると
報告している
報告書に引用すれば
『自身の細胞が餓死状態にあり』
これが
健康に大きく影響している可能性がある
ところで
腸内細菌がつくるこの二次発生物は
炎症とともに
免疫システムの反応も
コントロールする
この2つは
慢性疾患全般のカギとなる要素である
『西洋型の腸内フローラは
バランス失調を起こしており
多様な疾患を起こしやすくなっている
可能性がある』
清潔な環境で
食物繊維をとる量が少ない
西洋型のライフスタイルと
慢性疾患の発症率との関係を見る方法が
もう一つ
富の要素を考える方法
豊かで清潔な国民の方が
例えば
アルツハイマー病の発症率が
高いのでしょうか。
これについては
2013年に発表された
ケンブリッジ大学の研究結果
モリー・フェックス博士らが
世界192カ国を2つの要素に
着目して分析
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まず
調査対象国の国民の寄生虫感染率と
腸内細菌の多様性を調査
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アルツハイマー病の発症率を調べた
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すると…‼︎
注目すべき調査結果が‼︎
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衛生状態が低い水準の国々ほど
アルツハイマー病の羅患率が低い
一方
衛生状態がよく
そのため寄生虫感染率と
腸内細菌の多様性が低い国々ほど
アルツハイマー病の羅患率は
急激に上昇している
イギリスやオーストラリアなど
人口の75％超が都市に移住する国々では
アルツハイマー病の羅患率が
ネパールやバングラデシュなど
都市の居住者が
人口の10％未満の国々より
10％も高かったのです
この報告書の結論には
『衛生状態は
アルツハイマー病のリスクとの関連性が高い
…衛生状態の差が
アルツハイマー病羅患率の
地球規模のパターンを説明づける
根拠の一つかもしれない。
細菌と接触がアルツハイマー病のリスクと
反比例する関係あると考えられる。
こうした調査結果は
細菌の多様性が急速に減少している
発展途上国における
アルツハイマー病の羅患率を予測するのに
役立つかもしれない』と。
必ずしも因果関係を意味したり
裏づけの一つになったりするわけではない
と、いう人もいるでしょう。
衛生状態への意識が
アルツハイマー病のリスク増加に
深く関連づけられるからといって
必ずしも
それがアルツハイマー病の増加とは
言えない
どんな疾病の進行も
特定の病気の様々な国での発生も
多様な要因がある
しかし
それでも相関関係を無視するのが
難しい…
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観察にもとづいて
得られた証拠であるが
マイクロバイオームが多くの慢性疾患の
かなりの要因になっているという事実
『細菌は私たちに
どれほどの影響力があるのでしょうか？
人間は単に細菌が
栄えるための立派な乗り物にすぎないのか？』
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これは
非常に深い問いかけです
人類は何百年もの間
これら細菌は
私たちの自身の細胞と同様に
人間が生き延びるために
重要なもの
生命と健康に不可欠なのです。
残念ながら…
人間は今…
腸内細菌たちを
まるで不法入国者のように
扱っています。
しかし
腸内細菌たちは
他の誰にも請け負わない任務を遂行し
最低限の報酬を得て
利益を得ることなく
危険な環境で働いているのです
次回
恐るべき
『炎症』
脳の中で何かが燃えている⁈
骨盤矯正
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内容は…⁈
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