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腰を温めてください。
恐るべき『炎症』
アルツハイマー病は
薬では治せない⁈
脳疾患に関係の深い現象は
『炎症』である
炎症がマイクロバイオームと
どう関係があるのでしょうか
約540万人のアメリカ人を苦しめる
アルツハイマー病
腸内の状態と脳の
切っても切れない関係者があるのです。
脳の中で
何かが燃えている
炎症については
みなさんよくご存知でしょうね。
炎症という言葉は
『燃えている』という意味の
ラテン語の動詞に由来し
あまりいい意味ではない
虫刺されによる赤み・熱・腫れや
喉の痛みや捻挫によって感じる痛み
これらはすべて炎症の共通の炎症
虫刺され・すり傷を痛く感じるのが
炎症のせいであることは
わかりやすい
しかし
炎症は想像もつかないほどの
病気のプロセスに関係している
炎症とは
体の回復反応の重要な働きで
免疫活動を傷口や感染箇所に
集まるためのもの
だが炎症が長引き
体内に深く残れば
病気を発症する
実際にそれは
肥満・糖尿病・ガン・うつ病
自閉症・喘息・関節痛
冠動脈疾患・多発性硬化症
さらには
パーキンソン病・アルツハイマー病など
さまざまな症状にみられる
とくにアルツハイマー病の場合は⁈
アルツハイマー病患者の
脳内で起こっているのは
まさに炎症である
しかし
本人にとって
その実感はない
脳が炎症を起こしているときには
痛みや腫れなどの
基本的な炎症の特徴が
見られないからです
脳は体のどの部分のも
認識できるが
脳じたいには
痛感受容器がなく
そのため自分自身が
燃えていてもわからないのです
それでもなお
この何十年かの研究によって
これが
アルツハイマー病の進行の
基本的な過程であると
はっきり証明されてきた
アルツハイマー病の患者では
炎症が起こっていることを示す
『炎症マーカー』と呼ばれる
生化学物質の数値が上昇する
これは
患者の認知機能が低下し
認知症が進行することを
予測するのに使われることもある
自然と炎症を増やす
特定の遺伝子を持つ人もいるのです
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炎症が根本の原因となる
疾患を発症するリスクが高くなる
血糖値の上昇は
血流に炎症を起こす
過剰な糖は
細胞が吸収して使われなければ
毒素になる可能性があるから
また
それが糖化反応を引き起こす
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糖がたんぱく質やある種の脂肪と
結びつき
うまく機能しない奇形の分子になる
生物学的プロセス
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できた糖たんぱく質は
『終末糖化産物（AGEs）』と呼ぶ
体は
このAGEsを異物と認識し
炎症を起こす
脳内では
糖分子と脳たんぱく質が
結びつき
命にかかわる組織をつくる
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この組織が
脳とその機能を退化させてしまう…
血糖値がコントロールできないことと
アルツハイマーの関係は
とくに強いというのです
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現在では
アルツハイマー病を
『三型糖尿病』と呼んでいます
腸内フローラが悪化することが
糖尿病やAGEsの急増の原因になり
それが
アルツハイマー病のリスクを高めるのです
これが
どのように起こるのでしょうか？
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