こんにちは。
横浜市弘明寺の整体院・きらきら輝き堂の吉田美恵子です。
昨日今日と、久しぶりに「整体教室」のテーマで書いています。
このテーマの内容は、体に関して、少しだけ専門的な内容になるので、ちょっと難しく感じるかもしれません。
が、もしお体のことでお悩みがあれば、きっと何か改善のヒントがみつかるのではないかと思います。
よろしければお読みくださいませ(*^^*)
前回のお話で、日本人の姿勢が悪くなってしまった大きな要因のひとつに、生活様式の欧米化があるとお話しました。
今日は、まさにそれを地で行くような体験をされたT子さんのお話をさせていただきます。
腰痛と起きぬけの踵(かかと)の痛みで来院されたT子さん。
随分調子が良くなり、最近は、体のメンテナンスとパフォーマンスを上げるために通われています。
そんなT子さんから、突然「今朝仕事に出かけようとしたら、膝に激痛が走って歩けなくなった」と連絡がありました。
痛くて外出もままならず、すぐ近くのペインクリニックで湿布をもらい、仕事も休んで様子をみること2~3日。
やっとどうにか少し歩けるようになり、当院へ来院されました。
お話を伺って、確かに疲れはたまっていたけれど、なぜこんなに突然膝が痛くなったのか、思い当たる原因がわからない、とのこと。
そこで、膝をはじめ、体全体の状態をみせて頂きました。
そうしたら、腰が落ち、猫背が強くなり、膝の関節に前後のゆがみができてしまっていました。
これでは体重をかけると、膝の前、ちょうどお皿の下あたりに負担が集中してしまいます。
T子さんの激痛も、ちょうどこの場所でした。
こういう体のゆがみは、骨盤が後ろに倒れた状態で背もたれによっかかる姿勢でできてしまいます。
時々電車の中などで、若者がでれ~んと後ろによっかかって、お尻がずり落ちそうになりながら座っているのを見たことありませんか?
ちょうどそんな姿勢です。
そうご説明すると、T子さんは「あっ!!」と言って次のようにお話くださいました。
「最近ベッドの上で枕を2つぐらい重ねて、それによっかかってゆっくりテレビを見たりしてました。
アメリカの映画やドラマで、彼らがそうやっているのがかっこよくて、真似したくなって…」
以来T子さんは、すっぱりこの姿勢をやめたそうです。
素晴らしい行動力ですね(*^^*)
欧米人にとっては「普通のこと」でも、我々日本人にとっては、体に負担になることもある。
気を付けたいですね!
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