渋々出した自民党の政治資金規正法等改正案は、渋過ぎで、かつ実効性が乏しいですね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これだったら公明党に任せておいた方がよかったんじゃないのかな、と思うが、自民党としては何も提案しないままで放っておくことは出来なかったのだろう。

最後は数の力で押し切るつもりかも知れないが、多分今回は公明党初めすべての政党が自民党改正案を批判する側に回るはずである。

これで自民党の中からも批判的な意見が噴出するようになると、岸田政権はあっという間に窮地に追い込まれることになる。

自民党は、自分たちの政治活動や選挙活動に不利になるような改正案は、自分たちの方からは絶対に出さないと言っていい。

精々が改正案に反対する陣営を攪乱して、反対勢力の分散を図り、多数決で自分たちの改正案を成立させようとする程度だろう。

自民党の尻抜け改正法案がどこまで実効性のある改正案になるかが、今後の課題だろう。