ナイロン100℃の公演は初めて。
ケラさんの舞台も初めてです!

大阪公演初日。
会社の屋上という設定。
社長が居なくなって、戻ってくると信じている者も居れば、逃げたという者も。
オープニング的な感じで出演者全員でダンスというのか?音に合わせて動いていく感じ。
間にもちょっとちょっと転換でそういう場面があって、何故かワクワクした気持ちになってました(笑)

セットは3Dマッピングを使用して人との関連性が楽しかった!
ちょいちょい笑わせてくる感じは、ネタを言って笑わせるというより、話の流れで笑わせる感じ。
それが人それぞれ笑いのポイントが違うのも面白かった。

1つ、誰も笑っていなかったけど私は吹き出しそうになるぐらい笑ってしまったところがあった。
内気な性格上、吹き出せなかったけれど、顔は大爆笑してました(笑)

そんな感じで笑いもあれば、急にゾクッとする場面も。
人の闇の演出がリアルというか、自分が闇を表現するとしたらこうだろうなと思うのとピッタリ一致した演出だったので、余計にゾクッとしたというか。
表は優しそうなのに、実は怒ると何をするか分からない室長役の三宅さん。
社長(男性)と出来てたって。
今書いてて思い出したけど、社長と出来てたってカミングアウトしてたよね!?
大倉さんと抱き合いながら!!
あれは何だったんだ。。。笑

社長が死んだと良い探偵(山内さん)に言われてスイッチが入ったかのように良い探偵を殴り倒す三宅さん。
殴りアクション、キレがあったなぁ。
色々な状況に追い込まれて最後は飛び降り。
飛び降りるんだろうなと思って、どう落ちるんだろうと思っていたら、綺麗に体はまっすぐのまま前に倒れていきました。
手が出る前に照明が消えたので、自殺に迷いの無い人が本当に落ちて行ったかのようでした。
結局下に通りかかった人がクッションになって生きてたんですけどね(笑)

もう一つの世界、昔の社員達?あの人達は何だったんだろう。
多分、そこが理解出来ていないから難しく感じたんだと思う。
あー!!分からなくなって来たーーーー!
元社長は馬鹿なのか、でも全てを知っている人物という謎。
最後の社長の人形?が出て来たシーン。
あれは社長に言わされてる世界と捉えてよかったのでしょうか?

理解出来ていない部分は多々ですが、終わった後に鼓動が早くなってきて、時間が経てば経つほど恐怖を感じました。
人の闇でしょうか。
面白い舞台でした!

戯曲本を読みたい。
文字として読んで理解したいです。
DVDも出たら買いますね(*^^*)