劇団暁座の次の稽古日程が決まりました。

11月15日(日)
10:00~17:00
場所は、前回同様に西武新宿線田無駅から徒歩15分ほどのところにある公共施設です。

見学はもちろん大歓迎ですので、いつでも連絡をくださいねっ☆

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さてさて、前に呼吸法のお話をしましたが、基礎はもちろんそれだけじゃないです。


言葉をはっきり伝えるという技術が必要です。

よく滑舌(かつぜつ)の練習方法として用いられるのが
外郎売り(ういろううり)
です。

演劇界はもちろん、アナウンサーやモデルの方でも知らない方はいないという、
基礎中の基礎ですよね☆


小田原の城下町で売られていたという薬の外郎(ういろう)を
その売り子が、言葉巧みに叩き売りをするという歌舞伎になります。

この芝居の後半に、その薬を口に入れた売り子が、
難しい早口言葉をポンポン発していくというセリフがあるのですが、
この用いられ方が、間違った練習になっている場合があります。


そう!

早口言葉と滑舌とは違う

ということなんです。


この外郎売りを演じていた初代市川団十郎は、
この外郎売りに対して、こう言っているようです。

どんなに難しい早口言葉も
しっかりはっきり伝えていれば、
それがゆっくりであったとしても
早口に聞こえてくるものだ。

と…。


ここを忘れてしまうと、滑舌の練習が
ただの早口言葉の練習になってしまうんですね。。。


次回の稽古では、このへんの意味を、もうちょっと詳しくやるつもりです♪





ってなかんじで、今日はこのへんで!