今までの甘さを振り払って、前回から一気に演技指導の方向へと、俺の指導方法を変えた。


基礎が重要だという思いや理念は変わらないけど、
今はその基礎をすっ飛ばして、応用部分の演技と芝居とはを徹底的にやっていく。


応用やテクニックから入ると、どうしても「演技をつくる」ということを覚えてしまって、
真の演技というものが見えにくくなってしまう…。

けど、今のen塾生たちは、そもそもその演技というものも理解出来ていないので、
ちょっと遠回りになるかもしれないけど、結果として、こっちのほうが早いと判断した。



演技と基礎は、役者の両輪


どっちがダメでも前に進むことが出来ない。

基礎の車輪を回すことが出来ないのならば、
今はとりあえず置いといて、まず演技の車輪をまわそーっと♪


うん。
そんな感じ。


ただ基礎と違って、演技に関しては、まさにen塾生たちの個々の葛藤や戦いになってくる。

今の連中に、それに耐えられる力があるかどうかが心配ではあるんだけど…。



ただただ、脱落していかないことを祈る限り…。



がむしゃらになって、辛くても苦しくても、この俺について来い!!




ってなかんじで、今日はこのへんで!