芝居は自由な空想世界だ。
ただ想像することが貧相だと、その空想世界も小さなものになってしまう。


子どもの頃って、本当に自由で広大な空想世界を持っていて、
ただの木の棒が宇宙船になったり、剣になったり、馬になったりしている。

いつしか大人になって、空想世界よりも現実世界の色に覆われてしまい、
想像することが出来なくなってしまう。

役者には忘れてほしくない感覚で、是非とももう一度思い出してほしい感覚だ。



想像と創造



想像することが出来なければ、なにかを創り出すことなんて出来やしない。

そして、その想像したものをきちんと相手に伝えようとしなければ、
聞いている側観ている側が理解出来るわけがない。



演劇は表現の世界
役者は表現の伝道者



役者が自由に大きくイメージした世界を、
相手の役者や観に来ているお客さんに伝えてこそ、
その相乗効果により、創り上げられる空想世界なんだ。



それが表現をするということ。



ってなかんじで、今日はこのへんで!