ラジオドラマのプロデューサー兼ディレクターの話が舞い込んできた。

私が普段制作業務をおこなっていることで、プロデューサーとしての白羽の矢が立ち、
かつ声優としての活動や演劇指導をしていることから、ディレクターとしての役割も与えられた。

具体的には、声を録り終わるまでのスケジューリングと管理が私の役割で、

・打ち合わせのセッティング
・女性声優1~2人のキャスティング
・資料作成
・シナリオ作成
・演技指導
・都内スタジオにおけるディレクトリ
・SE編集

となるかな。

完成品CD-ROMの販売等に関してはノータッチだ。


まず手始めに行わなくちゃいけないのが、声優さんのオーディションなのだが、
さすがに予算的な問題で、プロの声優さんには依頼出来ないので、
30歳以下のアマチュア声優か声優の勉強をしている人、
また高校生以上の声優に興味がある人に頼まなくちゃならない…。


が、しかし!
ここで大きな壁が…。


プロであれば仕事なので、仕事として頼めるのだが、
今回はプロじゃない人に声をかけることになり、
やれるかどうか、やりきれるかどうかが問題になる…。


というのも、シナリオ作成の題材になるマンガが、
いわゆるエロマンガで、そのラジオドラマ化だからだ…。


そのままのイメージ通りで、それをプロ意識をもってやってもらえるかどうかなんだよね。

安くはあるけど、ギャラが生じるお仕事で、
恥ずかしいから出来ないです…
ということがなく、きちんと仕事としてやれる人じゃないといけない。


とにかく、やってみたいという方には、
レコーディングまでの間に、簡単な声優レッスンを実施して、
プロアマレベルには達してもらい、
またやってみたいという希望をもらった段階で、
シナリオの元となるマンガを送って確認はしてもらおうと思っている。


まぁ集まらなかった場合は、現在小劇場界での知り合い役者に声をかけるか、
プロ依頼をかけることになるけど、
どうせなら、プロを目指しプロ意識を持つ人たちに
その機会をあげられればと思っている。




俺が声優への道を開くキッカケになったラジオドラマ。

高いお金を払って、わざわざ声優の学校なんかに行かなくたって、
そのチャンスはあるんだってことを、
そしてそのチャンスを生かし、やり遂げることで、
夢を実現に導けるんだということを、
夢にもがいている誰かに
引き継いでいきたい…。



ってなかんじで、今日はこのへんで!