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臍帯血

臍帯血(さいたいけつ)


何となく知っているけれど


あまり馴染みがない言葉ですよね?


『へその緒【臍帯】の中に含まれている血液』


……のことです。


その血液は、


“幹細胞(ステムセル)”という、複製能力と分化能力を兼ね備えた


様々な種類の細胞のもとになる細胞が豊富に含まれていて、


血液の病気や再生医療(1)に使用することができるそうです。



私は、


今まで臍帯血による治療に携ったことはありませんが、


今回の出産で、


この臍帯血を生まれてきた娘のために保管することにしました。



もしかしたら今後、私の持病…MCTD(2)…の影響が、


――おそらくは大丈夫でしょうが――


何らかの形で娘に現れるかもしれません。


そういう時、


(もちろん、使わずに経過できれば1番良いのですが)


少しでも助けになれば、と。



ナースはち日和


緩和ケア病棟(3)にいた頃、


まだ認可されていない治療や民間療法など


自分や家族で探して行っている患者さんとたくさん出会いました。


きっと、近い気持ちだったんでしょうね。




(1)再生医療…

怪我や病気によって失われた

身体の細胞、組織、器官の再生や機能の回復を目的とした医療。


(2)MCTD…

混合性結合組織病。

臨床的に全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎様の症状が混在し、

かつ血清中に抗U1- RNP抗体が高値で検出される病気です。

女性に多く、30~40歳台に好発し、原因は不明。

自分自身の成分に対して免疫応答を起こしてしまう自己免疫疾患と

考えられています。


(3)緩和ケア病棟…

終末期医療。悪性腫瘍等で、根治的な治療が困難な場合、

症状を和らげる治療を中心としたケアに移ります。

私がいた緩和ケア病棟は、

余命が2~3ヶ月以内と医師に診断されている患者さんが対象でした。




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長女誕生!

2011年6月2日 8時53分


元気なオンナノコが誕生しました!


実は、思いがけずに難産だったのです汗


破水はしたけれど、


陣痛促進して24時間経過しても子宮口は開ききらずに


(陣痛はしっかりあったのに!!)


Babyもなかなか下に降りてこず、


子宮口の開きが足らず無痛分娩の投薬もできず、


結局、緊急手術(帝王切開)になりました。



すごく……すごく、苦しい一日。



だけど、


産声を聴いたら、なんだか色んなものが吹っ飛んで


ただ嬉しくて安心して涙が流れました。


ナースはち日和

痛くてたまらなかった長い時間、


ずっと付き合って腰をさすってくれていた


旦那や友人、助産師さんや看護師さんに心から感謝します。



患者さんの視点からも色々考えさせられました。


ナースコール押すのって、結構遠慮しちゃうものだなぁ……


とか。


痛い時に傍でさすってもらうだけで


痛みは大きく軽減されるわけではないけど


すごく救われるんだなぁ……


とか。


知っているつもり解かっているつもりになっているアレコレ。



Babyと一緒に、


私も成長していきたいです。




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いよいよ決戦は近い?!

ナースはち日和

予定日1週間前となりました。


産休に入って、1ヶ月が過ぎ、


色々とやりたい事をひとつひとつ消化しています。


無駄に、家の中が片付いたり、


ハンドメイド作品が続々増えたり……。


ちょっと、文章のお仕事もしました。

(また、後日お知らせします)


こんなに仕事を離れたのは久しぶりなので、


なんだか不思議な感じです。



昨日、結構多めのおしるし(1)(鮮血だった)がありました。


前駆陣痛(2)は数日前からちょいちょいあったので、


そろそろ本番の陣痛(3)が始まるのかもしれませんし、


破水(4)するかもしれません。


いずれにしろ、決戦間近!



多少なりとも知識はあっても、経験するのは初めて。


ちょっと怖いような、楽しみなような。


NST(5)も初めての経験でした。


初めてがいっぱい!!


勉強になります。




(1)おしるし

子宮口が少しずつ開きはじめ子宮が収縮を始めると、

卵膜が子宮から剥がれます。
この卵膜が子宮から剥がれた時におこる出血・おりもののこと。

いよいよ出産が近い徴候です。

通常ピンクや茶褐色の血が混じったような非常に粘着性の高いものが

排出されますが、性状は人によって違います。

量も様々で、気が付かない程度の場合もあります。


(2)前駆陣痛

出産間近になると子宮収縮と弛緩が繰り返し行われるようになります。

これは1時間に1回や30分に1回といったように回数はさほど多くなく、

不規則な子宮収縮です。

分娩開始前の数時間または数日間に起こります。


(3)陣痛

前駆陣痛から時間を経ると、徐々に痛みの間隔が短くなっていきます。

分娩陣痛は1時間に6回以上の陣痛(10分間隔の陣痛)が

起きることを指します。 陣痛が起こり、時間が経つといよいよ分娩です。


(4)破水

卵膜が破れて中の羊水が産道から流れ出てくること。

破水は自分の意志で止められません。


(5)NST

陣痛のない状態で赤ちゃんが元気がどうかを検査し、

お産に耐えられるかどうかを調べる方法。

胎児の心拍を測るセンサーと子宮収縮をとらえるセンサーを装着し、

子宮収縮前後の胎児の心拍の変化等を診ます。




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