宇宙兄弟15巻から学ぶ困難の克服方法 | 池田仁の身体を動かすのがもっともっと楽しくなるブログ

池田仁の身体を動かすのがもっともっと楽しくなるブログ

「運動嫌いをなくす」を使命に活動するフリーランスの運動指導員。
学校体育や自分の身体にコンプレックスのある子どもたちに「できた」の喜びと「できる」の自信を与える活動をしている。
裸足、四足歩行、ストレッチの三つを軸にした独自の運動プログラムを提供している


宇宙兄弟 小山宙哉 モーニングKC 講談社

前の職場の先輩に薦められて一時期夢中で読んでいた宇宙兄弟

昨日、渋谷でたまたま見つけたFabcafeというカフェで宇宙兄弟とのコラボレーション企画をやってるのを見てなんだか久しぶりに読みたくなりました。


ということで仕事を終えて銭湯で足を清めてからマンガ喫茶へ



「どこまで読んだんだっけ?」と悩みながらとりあえず14巻から読みすすめることに。

14巻は兄の南波六太が与えられた場でも熱意を持ち続け自らの道を切り開く話

14巻が「兄の戦い」の話であるのに対し
15巻は「弟の戦い」の話

一つのアクシデントをきっかけに大きな苦しみを抱えることになった南波日々人
立ち直るきっかけを得ようとヒューストンからロシアに行くもののそこでも思うような結果は出せず…


そんなもがき苦しむ日々人を救ったロシアの英雄 イヴァン・トルストイとその家族の言葉がめっちゃカッコいいのでまとめてみました。



《#144》晴れ間
イヴァン :「だがこれをやるのが今のお前の現実だ。受け入れろ。」
「大事なのは"できる"という経験を得ること」



《#145》時間切れ
日々人:「まだまだやれたよ今日。」

エミーリア(イヴァンの妻): 「できたところで気持ちよく終われたならいいんじゃない?」

イヴァン : 「その通り!!」「大事なのは"できる"という経験を得ること」





僕が普段の指導で何度も口にする言葉。
「できないでいいからできないことを知ろう!!」
「できることを一つずつ増やしていこう。できないことも必ずできるようになるから!!」

『あれ?このマンガのこの話を読んだから言うようになったんだっけ? 』と思うほど僕の指導方針と重なるセリフでした!!





できないことを自分一人でなんとかしようと焦る日々人に対してイヴァンは次のように語りかけます。



《#142》曇りのち酒
イヴァン:「できることから習慣づけないとダメだ…」
「できない者が頭の中で『できるできる』と連呼したところでそれは何の経験にもならん!!」

日々人:「じゃあ俺は……何をどうすりゃいいってんだよ!」



イヴァン:「まずは……私と酒を飲め」
「それくらいはできるだろ 今のお前でも」



やばい…カッコいい。

マンガ喫茶なのにウォッカを注文したくなってしまった…




《#142》曇りのち酒
イヴァン:「酒を飲み交わすってのはお互いの度数を合わせることに他ならんぞ」


うぉーーーーそうだったんですね!!勉強になりますっ!!




陽気に酒を飲む気分じゃなかった日々人もこの通り



身体を動かしたり音楽やったり仕事やったり、生きていると「できないこと」にたくさんぶつかります。

そんな時に「まずは気持ちが大事!!」と「できるできる」と頭の中で連呼する人が多いんじゃないでしょうか?
それ、「考えてるだけ」になってませんか?

「できる」と思い込んだだけで「できた」と思っていませんか?
 


「できると思い込む

「できたという経験を得ること」


言葉にすると似ていますが実際は全く違います。

「できると思い込んで」何もしない人「できたと実感すること」は一生ありません。


できる」ようになるためには

「できない」を受け入れて

「できた」を積み重ねていくしかないんです。



「できるとは思うんだけど…」
「やればいつかはできるよ…いつかはね」

って言ってないで「できること」をやってみましょう。

何ができるかわからないって人はとりあえず僕と酒を飲みましょう。



お酒がダメな人は肉でもいいです。








そうそう。
実はイヴァンさんの奥さんのエミーリアさん(昔は美人。今は超美人)もめっちゃ素敵なのでぜひこちらも読んでください。


《#143》宇宙飛行士の娘
バレエの動きが難しく「苦しいよこれ。もっと楽なのがいい」と嘆く娘のオリガ

そこに母のエミーリアが一言

エミーリア「でもオリガ…楽な演技を延々と続けてお客さんが喜ぶと思う?」
「人に見られることをするには見えない踏ん張りが必要なの」


エミーリア「苦しくて苦しくて大変な演技ほど美しく見えるの」



何のために運動をするのか

池田仁 : 自分にとっては「運動をすることが自己表現の方法なんだ」と気づかされた。

裸足で走るのも綱を渡るのも人を飛ばすのも逆さまになるのも「池田仁は自分の肉体を使ってこんなことができますよ」というアピールなのである。


楽なことに逃げずに苦しくて苦しくてたまらないことをいかに美しく見せるか。
それを追及していきたい。
運動をすることが池田仁の内側を表現する方法なのだから。




そして最後に一つ。





《#147》オリガとヒビトとガガーリン
日々人:「どんどん履いてくれよ。靴は履くもんだ」




ここだけはどうしても同意できなかった!!




吉祥寺 横河電機グラウンド
倒立 366 + 44日目




ブリッジ 366 + 44日目




月曜日
東京武蔵野シティFC  裸足かけっこ&体幹トレーニング(スラックライン)教室
三鷹・吉祥寺 横河電機グラウンド
幼児クラス 15:00~15:50
児童クラス 16:00~17:00
体幹トレーニングクラス(幼児~大人)
スラックラインやバランスボールなどを使ってバランス感覚と体幹の使い方を高めます。
17:30~18:30






運動を通じて「できた!!」の喜びと「できる!!」の自信を全ての人に
「運動嫌いをなくす」それが私の使命です。
池田仁

【池田仁】



 



日本スポーツ&ボディマイスター協会公認 裸足教育指導士
東京武蔵野シティFC裸足かけっこ教室 指導員
合同会社 WINGATEキッズコーチ
学研 リトルアスリートクラブトレーナー
ミライLabo 体操講師及びトレーナー


J-FITplus 主催トレーナー
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2016年1月1日から366日間色んな場所で倒立とブリッジをして写真を撮るというチャレンジをしています。オススメの撮影スポットや練習方法、セミナーなど大募集中です!!Facebookやinstagramにコメントください。

倒立1日目

300日目

366日目





ブリッジ1日目

300日目

366日目