最近観終えた映画② 『ゼロ・○○○○○』『処刑○』+[さらっとつぶやき印象] | tukicya`s murmur

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※内容に触れています。


[米映画]
『ゼロ・グラビティ』(原題:Gravity 2013年)

【スタッフ】
監督:アルフォンソ・キュアロン『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
脚本:アルフォンソ・キュアロン
脚本:ホナス・キュアロン

【出演者】
サンドラ・ブロック『あなたは私の婿になる』『しあわせの隠れ場所』
ジョージ・クルーニー『ファミリー・ツリー』『アルゴ』
エド・ハリス(声) 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
【STORY】
地球の上空60万メートル、そこは音も気圧もなく酸素もない世界で生命は存続できない空間である。ハッブル宇宙望遠鏡を修理する作業に当たっていた、ライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)らは予想もしなかった突然の事故に見舞われ宇宙空間に放り出されてしまう・・・。
上映時間91分、宇宙を舞台にしたSF・ヒューマン・サスペンス映画である。

第70回ベネチア国際映画祭、オープニング作品。
第38回トロント国際映画祭、特別上映作品。
第86回アカデミー賞で監督賞、撮影賞、編集賞、視覚効果賞、音楽賞、音響賞、音響編集賞などの技術部門の賞を総なめにした。



さらっとつぶやき印象


韓ドラばかりに没頭してる場合じゃないよと考えさせられた作品。

話題で盛り上がった映画『ゼロ・グラビティ』は、かなりの方が見られたんじゃないでしょうか?
韓ドラ三昧の日々で、こんなおもしろい映画があるなど露も知らずに見過ごしておりました。

ストーリーも情報もなしに観始めた訳ですが・・・
観始めたころは"バカでかい青い地球・宇宙空間で作業をしている宇宙飛行士達・そしてスペースシャトル"これだけ見てたら「宇宙飛行士のドキュメンタリー」か?とも思ったり。

しかし、爆破された人工衛星の無数の破片が時速5万で加速して飛来してくるアクシデントが起ってから、スローペース時間が一気に加速して一時も目が離せなくなった。
いやーすごいよ!!
3Dの域をさら超えて奥行きがドーンとある新感覚!

この新感覚を味わった衝撃は、昔、流行ったステレオグラムに出会った感覚に似ている。ご存知でしょうか?両目の視点を交差させてずっと絵を見ていると、何の変哲もない平面図からいきなり遠くに立体絵が現れるというものだった。目に良いと言うが、眼を酷使し過ぎて普通に見ようとするとついついステレオグラムを見る視点に合わせてしまう癖が抜けなかった(笑)

それはさて置き、それに主な出演者は
たった2人だけ!!(私が観た中で今までに無いパターンだわ)


サンドラ・ブロックもいいが、ジョージ・クルーニーがカッコよすぎた。
突発的事故が起きてもベテラン宇宙飛行士らしく冷静沈着に物事を見極めて、パニくるライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)をやんわりと落ち着かせる男らしさ。
自分が真っ暗闇の底なしの宇宙に漂う危機に瀕してても、「日の出だ。綺麗だろ?」酸素残量が少なくてヤバいのに「宇宙遊泳記録更新だ」なんて言う彼の、苦を楽にみせるアウトローな感じがかっこいい。愛用のウィスキーボトルも持ってるしね。

そんな彼が、死を覚悟したライアンに問う。
コワルスキー『(地球に)帰りたくないのか?』
ライアン『でも、生きる意味は?』


娘を亡くして時をとめてしまったライアンには、確固たる生きる意義を見いだせずに生かされるままに生きてきたのであろう。だが暗闇の広がる空間で死を目の前にし、ただ1人残された時にラジオから聞こえてる何気ない犬の声と子守唄から”人が生きている生命力”を感じ。
『生かされている理由があるはずだ』というコワルスキーの言葉を聞いた瞬間に、彼女の中で意識が集中し自分の存在価値を見いだしたのだ。

時に人は”存在価値を見出した時”前に進める勇気をつかめるものである。そして、彼女が運命を受け止めた瞬間に、自分と地球との引かれひき合う強い引力が生まれたんじゃないだろうか。そして、彼女は生きる為に重力に立ち向かおうとするのだろう。

さーてさて、SF映画としてあまりおもしろくないと言う意見もあるが、私的には新感覚を味わえたのでいい映画だと思いました。


◆見どころポイント?◆

・この映画で何よりも目が付いて疑問に思ったのは、”どうやって撮影したのか?”

『無重力状態を映し出したのは実写とCGIとコンピュータアニメーションを融合させて、セット・背景・衣装などすべてをコンピュータで作成したもので。そして俳優人らが浮遊してる姿は、金属製の円錐に似た部分で人間の下半身を固定させ、さまざまな速度・角度で人間の体を回したり傾けたりすることを可能にした「ティルト・プラス装置」と言ったシステムを活用』(元記事⇒東洋経済

・驚くべき技術的完成度の高さと言われる理由。

『ディスカバリー号とアトランティス号に乗って、国際宇宙ステーションに行ってきた米航空宇宙局(NASA)の元技術者であり、宇宙飛行士のギャレット エリン ギャレットライスマンがフォーブスに寄稿した映画のレビューで「グラビティ」について"特に宇宙遊泳をする主人公の動作と身体が非常に正確に再現された"と言った。だけでなく、サンドラ·ブロックが操縦するソユーズ宇宙船のバルブやボタンの位置だけでなく、室内、国際宇宙ステーションの外の姿がほぼ同じように描写されたと驚きを示した』(元記事⇒ WEEKEND)」



[予告動画]

Gravity - Official Main Trailer [2K HD]

(Warner Bros. Pictures)



[中国武侠映画]
『処刑剣』(原題:錦衣衛 14Blades 2010年)

【スタッフ】
監督:ダニエル・リー『ブラック・マスク』『三国志』
脚本:ダニエル・リー

【出演者】
ドニー・イェン『画皮あやかしの恋』『三国志英傑伝 関羽』
ヴィッキー・チャオ『花木蘭』『畫皮II』
ケイト・ツイ『それでも恋する楽観男子』
ウー・ズン『開心魔法(Magic To Win)』『一門忠烈之楊家將』

【STORY】
明が開国しすべてが一新され、国を強固にするために皇帝は、過酷な訓練のもと孤児を密偵にし表では法を執行し裏では異分子を排除する秘密の特殊部隊「錦衣衛(きんいえい)」を作った。
中でも武功が高く指揮官となる者には「青龍(チンロン)」の名が与えられ、歴代の青龍には最強の武器が授けられた。その名は「大明(ダーミン)十四刀」。中には14種類の刀が入っている。8本の名は天・地・将・法・智・信・仁・勇、尋問に使われた。あとの6本は処刑用。一つ、皇帝に背く者。二つ政治を乱す者。三つ、法を曲げる者。四つ、国を売る者。五つ、同士討ちする者。最後は”身を殺して仁を成す”任務を果たせぬ時、自決するための刀。この孤児たちは英明な君主の下では正しく国を守った。だが愚昧な君主の下では誰もが恐れる集団と化した。彼らは国家の大事に関わり命を落とす者も多かった。これはまさに錦衣衛の哀歌である。

さらっとつぶやき印象


ベテランアクション俳優さんの映画はやはり安定感があるなと感じた作品

ドニー・イェンのアクションは切れ味が良くて見ていて爽快なのだが、喜怒哀楽の激しさがあまりない演技をするヴィッキー・チャオが苦手でしたね。彼女が出るシーンになると抑揚のないトーンで話すからなのか?何故か場が暗くなってしまう・・・気のせい?

だが、アイドル系の面持ちを持っているウー・ズンが登場してきた頃から私的に一気に盛りあがったわ。服装がパイレーツ・オブ・カリビアンのジョニーデップ風のいでたちで、行商人らの物を奪う悪い盗賊なのに・・・
『天鷹幇(てんおうほう)は命をかけるほどのものを見つけた時、正義の盗賊に変わる』としらーと言ってしまう。はったりかと思っていたが、命を懸けてまでやりきる彼らの忠実心には感服してしまった。

それに、見事な肉体美を持つウー・ズンとドニー・イェンには惚れぼれしてしまう。


感想はこれだけ。(え?!)
「冰封俠」のカッコよすぎる予告動画を載せたかっただけです。
すいません。

[予告動画]

錦衣衛 終極版預告片 14 blades final Trailer

(donnieyennet)


◆◆ 気になるドニー・イェン出演映画 ◆◆


冰封俠:重生之門(2014年(中國大陸))
(The Iceman Cometh 3D)
 
2014年4月17日(香港)/ 2014年4月25日(中国)上映.



【製作スタッフ】
監督:羅永昌.
アクション監督:甄子丹.
主演:甄子丹(ドニー・イェン), 王寶強(ワン・バオチャン),黃圣依(ホアン・シェンイー).任达华(サイモン・ヤム).

【概要】
本作品は、1989年に公開されたクラレンス・フォク監督の映画『タイム・ソルジャーズ/愛は時空(とき)を越えて(原題:急凍奇侠/THE ICEMAN COMETH)』のリメイク映画である。「17世紀の明王朝の近衛兵が300年後の現代にタイムスリップし、残虐な衛兵隊長のフォンと、彼の野望を阻止するべく戦う副隊長のチェン。時空を超えた2人の戦いに現代のひとりの女性ポーラを巻き込んでいく」SFアクションで、ユン・ピョウ, マギー・チョン, ユン・ワーらが出演していた。そして、今作品は製作費2億元(約32億円)を投じた3D作品となる。
 
第二部《冰封2:回到未来》は2014年1月23日に映画の撮影を完成させ、2014年10月15日(中国)にて上映される予定。

参考資料:Baidu百科「冰封」




【全球首播】冰封俠3D:重生之門 國內版先行預告

(Iceman 3D 冰封俠)