新天地での生活確立、家族のカタチづくり、そして再婚後に再び責任を増した仕事…等に立ち向かう日々。

空手の稽古は全くできていませんし、2016年秋から皆勤を続けてきた無想会の新垣師範直伝セミナーも、今回は11月にならないと行けるかどうか分からないという状況です。

当ブログに無想会情報を求めて来ている皆様には、申し訳ない限り。

しかし、それにしても最近の無想会の飛躍はすごいですね。
新垣師範の突き指導動画は、閲覧数が跳ね上がり、東京セミナーの参加者数が、すごいことになっている、とのこと。

本物は、いつか伝わる。
そう思いました。

あ、セミナーの早割は、本日までとのこと。
初日の突きの指導も、本日までの申し込みなら、無料だそうです!



さて、突きのこと。

全く稽古していない私ですが、昨日は名古屋出張の際に、忙中閑ありの時間が訪れ、久しぶりに突きのことを考えていました。

そこで思ったのは、無想会の突き(正面突き)は…背筋を使った強烈な打撃である“ショベルフック”を、手の内と前腕の“割り”を使って(落下の力も加えつつ)前方に放つ技術…と総括できるのでは?
ということ。

以前は肘を落とすことばかり考えていましたが、確かに肘は落ちるものの、ショベルフックのように最後は上がるのだと思います。

広背筋は、常に肘をへそ前のエアポケットに落とすつもりで駆動していますが、骨格の制約上、肘は前方に出た時には上がる。そんなイメージです。

しかし、ショベルフックはベクトルが上に向しますが、正面突きはベクトルが前方へ。
これを叶えるために、肘が下がって上がる瞬間に、手の内~前腕の割り(前腕二本の骨の分解操作)で親指を落として拳を落とす。

これにより、本来斜め上に放たれるショベルフック的な広背筋ドリブンのストライクが、前方に放たれ、しかも落下のエネルギーも加わり(全身の重さが乗る!)さらに強烈になって放たれる。

そして、肘をへそ前のエアポケットに落とそうとする広背筋の作用は、突きに重みを与えつつも、突きがいよいよ進展した際には引き手として作用。

これまで、広背筋での初期駆動と、手の内の割りを意識してきましたが、広背筋を最後まで効かせて突きに重さを与えるには、実はショベルフック的に“最後には肘は上がろうとする”ことを是として突き込むことが、今の私には欠けていた部分だと思った次第。

以上、稽古不足者(というか全くしてない)の妄想でした。