不思議なことに、大人だと思っていた20代後半は思ったより子どもで、なんてありきたりな表現ではありますが、思っております。
いろいろと身辺はかわり、しっかりしないとなと思っておりますが、相も変わらず焼酎飲んではギターを弾いて歌ってます。
上京して住み続けた大好きな町、国分寺を3月に離れました。
寂しくて寂しくて、なんて思っておりましたが、新居の近くのサウナに通いつめる日々を送っておりまして、これもまたいいなーなんて思っております。
住めば都、とはよく言ったものです。
ここ最近はライブも少なく、今後の予定もありませんので、悶々とした日々を過ごしております。
やっぱりライブはずっとしていたい。
スタジオに入っても、楽しいは楽しいけど、熱量はなく、やはり皆さんのお顔を見ながら歌う場を求めてしまいます。
願わくば、ずっとライブしてたい。
いっぱい曲は作ってます。
心に余裕があるのか、暖かくなって散歩が増えたからか、思い浮かぶことが多くなった気がする。
心をまるーくまるーくしていくと、心なしギターも優しい音をだしてくれてる。
最近はギターが可愛くて、ずっとギターを眺めてる。弾かずに。
眺めては、きれいだねー、って。
最近はきれいなものが好きです。
友達が引っ越すからってくれた、琉球グラスで焼酎を飲んでるんだけど、赤と緑のグラスが2つあって、そもそも綺麗なんだけど、それに好きな焼酎ついで飲んでると、不思議なことにグラスがより綺麗にみえて、思わず飲み過ぎちゃう。
今日はおつまみが刺身だから赤のグラスにしよー、とか、今日は湯豆腐だから緑にしよー、とか。
それだけでなんかすごく豊かな気持ちになって、それを楽しめてる自分が、いいじゃん、とか思う。
大人じゃん、って。
美しいものも好き。
最近改めてeasternyouthをよく聴くんだけど、美しいなって思う。
世界観。
世界観って、ずるい言葉だよね。
世界観って言えば、それっぽいもんね。
やめよ。講釈たれるのは。
美しいって思います、僕は。大好きです。
大好きといえば、大学生活も含めて丸々6年間ほとんど一緒にいた親友が名古屋に帰ってしまって、寂しい思いをしています。
東京最後の日は、一緒にお昼御飯を食べたんだけど、別れるとき寂しくて、なんか素っ気なくバイバイって背中向けちゃったのが、後悔でもあり、恥ずかしくもあり。
楽しい時間だったなって思います。なにも変わってないのに、色んなことが変わったんだなって思います。
また会える日は、別れるとき寂しくないように、背中が見えなくなるまで手を振りたいと思います。
目まぐるしく、なんか過ぎていった3月、4月でした。
色んな感情がありますが、これまで上京してからのことを集約した2ヶ月でした。
感謝という言葉では言い表せないくらい。
誰かに感謝できること。
それもまた自分がやってきたことへのご褒美なのかもしれないと、それまた大人なことを思って、
へへって笑ってます。
大好きです。
国分寺も、ライブハウスも、出会った人々も。
ありがとうございます。
大きな一歩を踏み出せそうです。
どうなるんだろう。
分からないのだけど、確かに1つ大きな前進だと思っています。
変わらず、ゆっくりと大きく前を向いて歩き続けようと思ってます。
楽しみにしていてください。
そして、待っててください。
上野優太