謎のこと。
昔の話。
我がハンター部の部長から一通のメール。
「今日夕方、部長宅へこられたし。」
部長宅はドアロック式なので、玄関で電話をかける。
「もしもし、ついたよ」
「つきましたか。私今家にいないので、先に入っておいてください。鍵はポストに入っていますので。」
なんと不用心な娘だろう、と鍵を探し、階段を上がり部長宅の鍵をまわす。
ん?開いてる・・・。
と部屋を覗くと、怪訝な顔をしたハンター部の教授がいるではないか。
「どうしたんですか。」
「こっちが聞きたいよ。部長に呼び出されて、勝手に部屋に入ってろって言うから。」
部屋を見回すと、いつもながらカオス状態の部長の部屋の至る所に奇妙な部分が。
電源のついたパソコン。べたべたと壁に貼られた紙の数々。
よくわからなかったのだが、
「まぁ、とにかく電話してみましょう」
と部長に電話をする。
「もしもし」
「ちょっと、どういうこと。説明してよ。」
というと、部長は待ってましたと言わんばかりに、
「ようこそ、謎の部屋へ。今からあなたたちにはいくつかの謎を解いてもらいます。私はその謎が解けない限り、その部屋へは戻りません。もしどうしてもわからなくなったら、ヒント電話を3回までかけてもいいです。」
「え・・・ちょ、ちょっと。」
ブツン
ええええええ
しばし二人で放心するも、これはやるしかなさそうだ。
「えー・・・どうしましょうか。」
「まぁ、やるしか、ないしな。とりあえず、謎とやらを探そう。」
と、先ほどのパソコンが目に入る。
とりあえずエンターを押してみる。
すると、パスコードの画面。
机には謎の怪文。
ここから最後の謎まで悠に2時間はかかった。
そのときは必死に謎解きをしたが、よく考えると、こういう手のゲームは出題者はその様子が見えるから作った楽しさがあるのではないか。
後に部長に聞いてみると、
「あの時、漫画喫茶にいたんですが、さすがに楽しくなかったです。」
そりゃそうだろ。
そして、数年の時が経ち、また その日 が来ようとしている。
「そろそろ、殺人事件をおこそうと思っているんです(ゲームで」
私は来る時の為に、頭のアップをしておかなければならない様だ。
最近よく思うのですよ。
実は人間が今求めているものは、
答え
ではなく、
謎
なのではないかと。
ヒトは思考する生き物だとはよく言ったもので、答えを見つけると、次の瞬間別の謎を探している。
ヒトの生態すらまだ解明されていない謎が山ほどあるのに。
謎が謎を求めるとは奇妙なことだ。
人生を色づけるのはもしかしたら、謎かもしれない。
素敵なイベント終わりましたのこと。
1/28 (fri) How does it feel? vol.4 2011 New year party
に参加させていただきましたー。
京都北白川のPOPでcuteな雑貨屋さん Icelolly のマキちゃんのお誘いで、
すごく軽いノリで「やるやる~」とお返事したのですが、POPとか、なんか素敵だし、 並んでる人たちがなんか素敵そうだし、
これは素敵なものをつくんなんとなぁ
と作りはじめたのが1月上旬。余裕こきまくっていました。
色んな手伝いもしてもらい、なんとか完成して当日。
初めてのアバンギルド、雰囲気がとっても素敵。
軒を連ねるお店も繁盛しておりました。
ライブとショップとDJの混じったイベントで、ショップをしながらも終始楽しませていただきましたー。
こぢんまりとやっていました。
今回も実用性のないはんこ、そして、今回のアバンギルドにちなんで、
アバンギルドはんこたちを。
阿修羅はんこ。
何とも言えない表情がお気に入り。
沢山友人たちも寄ってってくれたし、はんこも色々買ってもらったし、色んな人に出会えたので、
とっても楽しいイベントでした。
マキちゃん、875さんに感謝です。
また、何か楽しいイベントに参加できたらいいなぁと思います。