日々是実験 | 歓びの種

歓びの種

お山の樂校の代表あいこのおしゃべり部屋。お山のスタッフとして、2人の娘の母として、愉快な4人家族のひとりとして。日々のいろいろな出来事から私が感じることや私から見えている世界を、氣ままに書いてみようと思います。

ある日の1日

 

明け方に、しばらく会っていない友達の夢を見た。

 

ぼんやり目が覚めてきた時、今度は

「タルトがあったら嬉しい!」って浮かんできた。

 

どちらも今日という日に

な〜んの関係もないこと

 

なんだけど、まずは起きてすぐ友達にメール。

夢に出てきたってことを伝えたいなっと。

ただそれだけ。

 

その後、いつもお世話になっている

美味しい美味しいタルト屋さんに電話。

 

いつでも店頭販売しているお店じゃないし

買えるのはほぼ午前中だけだから

いつも電話をして買いに行くんだけども、

1月はお休みしてる...とのこと。

 

だけど、

「在庫もあるし、来てもいいわよ」とのお返事。

しかも今日なら午後でも大丈夫、っと言ってくれて

13時半に約束をして電話を切った。

 

そしたらしばらくしてお店から電話があって

「時間があるならお茶していきません?」とのお誘いが。

 

なんと!

思ってもない魅力的なお誘いに乗って、

ご自宅にお邪魔することになった。

 

オーナーさんご夫婦は、娘さん二人をホームスクールで

育ててあったり、日本以外のあちこちのフリースクールを

実際に訪れた経験もあって、私が体感したことのない

いろんなお話を聞かせてもらえた。

 

教育のことだけじゃなく、私が聞いててわくわく

するような話も聞くことができた。

 

行く前は、「行きます」って言ったものの、

緊張するなぁなんてことも思っていた。

 

幅広く教育のことに知識があるご夫婦だってことは

知っていたし、話についていけるかな...とか考えて。

 

こういうところに出てくる私の思考のクセ

「話についていけるかな」=「私、大丈夫かな」

って言う意識。

 

ついていけなくても

知らないことばかりでも

もし「そんなことも解ってないんだ」って思われても

 

それが今の私なんだから

 

そのまんまの私が、等身大の今の私なんだから

 

それを大きく見せようとしたり

見せたくない部分を隠そうとしたり

 

そんなこと考えるから、緊張する

そんな私で人と会うから、疲れるし楽しめない

不協和音って自分から起こしてるんだよなぁ...

 

って思って自分を整えてから行ったら、

とってもリラックスしていい時間を過ごすことができた。

 

「知らない」って言えたから、たくさん教えてもらえた。

相手がどう受け取るかを氣にするんじゃなく

「私はこんなふうに感じるんです」って言えたから

「そこがとっても大事なんだよね」って共感する

気持ちを言葉にして返してもらえて、

私が心地いいと感じる話題で話ができた

 

私が私のまんま、無理することなくその場にいることで

相手もそんな私と接してくれるから

私にとって居心地のいい空間にいることができる

 

そんな空間を感じられる時、心から満たされた

感情が湧いてくる

 

「お茶をする」と言う外側から見える事象は同じでも

私の内側の満たされ度は全然変わってくる

 

人と会って疲れる時は

私が私に無理を強いている時だ

 

こう言う日常の中の出来事も、私にとって

「自分で在る」ということへのチャレンジ

 

その日の夕方

朝メールをした友達から

今日の仕事で私に関連のある人に会ったそうで、

「あいちゃん元気かなって思ってたところよ〜」

って返信が来て嬉しくなった

 

ふと湧いたことを逃さずに行動していった先に

想像外の展開が待っている

 

私にとってこういう行動は、実験のようなもの

 

今日の実験結果は

 

友達といいタイミングで

思い出しあいっこができた

 

素敵なご自宅にお邪魔して

素敵なお茶の時間を過ごして

お目当てのタルトもゲットして

しあわせな氣持ちで帰って来れた

 

そしてなにより、またひとつ

自分のまんまを自分で認めることができた

 

「タルトがあったら嬉しい!」

と思ったのは、お山の新学期が始まる前に

スタッフでほっこりお茶の時間を

したいなぁと、少し前に思いついていて、

 

そのお茶の時間に

 

「あのタルトがあったらテンション上がる〜!」

 

って浮かんだから。

 

きっとスタッフとのお茶の時間も

とってもいい時間になるに違いない♪