晴れ時々モヤモヤ | 歓びの種

歓びの種

お山の樂校の代表あいこのおしゃべり部屋。お山のスタッフとして、2人の娘の母として、愉快な4人家族のひとりとして。日々のいろいろな出来事から私が感じることや私から見えている世界を、氣ままに書いてみようと思います。

ここ数日、氣が落ちているのを感じていた。

モヤモヤの始まりはとっても些細なこと。

 

いつもお菓子の材料を配達してくれている

業者さんに注文の電話をしたところ...

 

「今日土曜なんで〜。休みの日なんで。

月曜日にかけ直してもらえますか?」

っと。

 食事中だったのか、もぐもぐしながら

答えられた。

 

私は、

「あ、分かりました。また月曜にかけますね」

って、いつものテンションで電話を切った。

 

その出来事はたいした事ではないんだけど、

そこからな〜んか氣分の悪いことが続いた。

 

話しかけられることにイライラしたり、

メールのリアクションがないことを

氣にしたり、意味不明な疎外感を感じたり。

 

最近はご機嫌な時間の方が多いから、

こんな気分は心地が悪くて仕方ない。

 

で、どこからこれが来てるのかなって

思った時に「あの電話」の事が

思い浮かんだ。

 

業者さんとの電話の時、

私は"いつも通り”を装った。


だけども心の奥で感じたことは

全く違っていた。

 

まず感じたのは、

「土曜でもメモしてくれたらいい話やん!」

「あの言い方もなんか失礼!」

っていう相手を批判する氣持ち。

 

その奥には、

私のこと雑に扱われた、とか、

土曜に電話かけた私は悪くない、とか、

それを誤魔化した自分って…とか、

そんな氣持ちが隠れていた。


それでも私は、怒りもオロオロする

感じもまったく見せなかった。


本音を自分で捻じ曲げて

表現しなかった。


自分の本音を大切に

しなかった。


自分の中の自己否定と自己防衛のために

心の内を見せるのが嫌で、

本心とは違う反応をしてしまった

自分にイライラしていたんだ。


元々自己否定強めなところを

持ってるから、こういう些細なことで

落ち込み始めるクセも

もう分かっている。

 

“土曜にかけてきて、不快な人って

思われたかもしれない”


って事を自分が氣にしたのなら、

(本当は他の誰でもなく自分が

自分に言ってるだけなんだけど)


その弱々しい想いさえも

伝えてしまえたらよかった。

 

(私が悪いとは感じてません!)

(電話してきたお客さんに対して

あなたの態度が悪いんです!)

 

なんていう、自己防衛ガッチリの

反応をする自分の方が

よっぽど弱くて恥ずかしい。


そういうことも自分で分かっているから

こそ、モヤモヤが溜まっていってたんだ。

 

結局、月曜日にかけた電話で

「土曜日はすいませんでした。

土曜日にかけてしまった!って

後から氣になってて。

お休み中に申し訳なかったです」

ってことから伝えた。

 

相手も笑って答えてくれて、

私の中で土曜日とは全く印象の

違う出来事に変わった。

 

自分の本音を隠さずに

相手と話ができたことで、

スッキリしてモヤも晴れた。


始めからこれが出来ればいいんだけど、

つい自分の根っこの氣持ちとは

裏腹な反応をしてしまうところがあって、

でもそれをしてしまうと後々

モヤモヤが溜まっていく。


本音と表現をまっすぐ繋げられなくて、

まだまだ弱っちい自分がいるから、

氣づいた時には相手と向き合う。


それが自分と向き合うことにもなるから。


こういうことを起こさない自分でいられたら

一番いいのかもしれないけど、

モヤモヤしたから氣づけたって言える

新しい体感覚をこの期間に得ることができた。


それを思うと、晴れてもモヤっても、

結局はどっちもあっていいと思っている

私もいる。