虹の橋 | happy days

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何もなくても幸せな毎日♪
babyのこと、私の日常のこと

先日愛猫のエイトが空に帰ってしまいました。

13歳と半年でした。


昨年9月の終わり頃いつものように撫でた時

おでこのコブに気づきました。

最初は遊んでてぶつけたのかな?と思ったけど

なんとなく嫌な予感がして検索すると

すぐ病院に行った方が良さそうとのこと。


診察で血液検査やレントゲンを取り

外注で検査した結果リンパ腫と言われました。

 

エイトはマンチカンでマズルの短いまる顔で

鼻が短いと全身麻酔はリスクが高いと聞き

年齢的にも麻酔して手術するのを躊躇う。


少し様子を見ることになったけど

どんどん腫れが酷くなり腫瘍に右目が押し出され

たった1週間ほどで目が潰れてしまう進行の速さ。


手術ではなく緩和ケアのためにステロイド、

抗生物質、角膜治療の目薬パピテインと眼軟膏などを試す。

 

それからちょちょこ診察してにステロイドの量を

増やしたり減らしたりしながら様子を見ていました。


リンパ腫はあちこちに飛ぶので脳や視神経にも影響があるのか左目も瞳孔反応はあるけど光を感じる程度で見えていなさそう。認知症みたいな徘徊も始まり…


あちこち家具の隙間に入り込んで出れなくなるので

危険の無いようにサークルをつくりました。

目を離す時はそこにいてもらう。


でも進行はやっぱり早かったなぁ。


年が明けてからステロイドが効かなくなってきて

引いていた腫れがまた大きくなり始めて

いよいよトイレも分からなくなりました。

自動給餌器や給水機も踏んでしまったりして

危険だし水浸しは寒いから全部片付けて

時間ごとにごはんとお水を口元へ持っていく。

そうするとなんとか食べて飲んでいたのが

2日ほどどちらも嫌がるようになりました。


シリンジでお水を少し飲ませるのがやっと。


先生に相談して、最後の手段だと言われていた

抗がん剤ロイナーゼ使用。


何度も使えないし長い効果は無くて

1週間くらいは良い状態になるかな、と。


ロイナーゼ注射した翌日は自分でご飯を食べ始め

お水もしっかり飲めました。

その姿を見て私はかなりホッとしました。


そしてその翌日、サークルを飛び出しました。

足腰フラフラで歩くのもヨタヨタしてたのに

割としっかり。

そして潰れていない方の左目も見えていなかったし

呼んでも反応が薄かったのに嘘みたいに私の目をしっかり見て鳴いたのです。


呼べば来るし、ちゃんと見上げて目が合う。

徘徊ではなく目的持って歩き、ななの自動給餌器の

ご飯をもりもり勝手に食べて給水機のお水も何度も飲みに行って…


抗がん剤が効いて元気が戻ったんだと思いました。1週間ほどは元気なんだなと。


だから翌朝二階から降りてくる時に

また私を待てずにサークル飛び出してるかな?

と思いながらドアを開けるとサークル内で倒れ

激しく痙攣を起こしていてビックリ。


慌てて楽な体制に少し移動させて見守る。でも

割と長くて不安になり猫の痙攣した時の対処などを検索しまくる。


しばらくすると緩い痙攣に変わりました。

そして痙攣が治ると四肢が歩いている仕草に。

横たわったまま歩くように。


それももちろん検索

死ぬ前の生理反応のようでした。

撫で続けて声をかけ続けました。


検査中に出て来たのが「中治り」

死ぬ前に一度元気になってやり残したことをしたりする行動


前日の元に戻ったようだったのはこれだったのか

と読みながら涙が止まりませんでした。


ご飯もしっかり食べたし、おやつもななと競うように食べてた。

私の膝に手を乗せて乗り上がって食べてたし

徘徊じゃないからどこにも挟まらずしっかりと

家の中色々歩いてた。

エイトって呼んだら目を見てニャって鳴いた。


3匹の中でエイトだけがなぜかキッチンが好きで

いつもカウンターに座って私が料理をするのを見てた。野菜を欲しがり手についた水を舐めたがった。

パンを焼く準備をし始めると寝ていても起き上がって覗きに来たり…


だからなのかこの日は少し目を離していないな?と

思ったらキッチンのマットで寝ていました。

なんで?ってその時は思ったけど

今思えば好きだったキッチンに行きたかったんだろうな。

本当はカウンターに登りたかったのかもな

乗せてあげたら良かったな。

全然気づけなかった。


歩き回る仕草と静かに眠るのを繰り返し

深夜一時前に最後の痙攣を起こしたあと

静かにいってしまいました。


ずっと撫でいられたことが救いでした。

ちゃんとお疲れ様、ありがとう。大好き

うちの子でいてくれてありがとうと

何度も話しかけてお別れできた。


レオの時ずっとついてたのにほんの10分ほど離れた隙に亡くなってしまったのが後悔と心残りだったからそうならなくて私が救われたんだと思う。


無理な延命はせず緩和ケアで見守ると、何度も迷って決めてから長期戦覚悟してしてたのに

たった3ヶ月。あまりにもあっという間にでした。


可愛かったなぁ。

お父さん猫が長毛だったので

エイトは短毛だけど少し長くて柔らかなふわふわ

サラサラの手触りで顎の下を掻くと目を細めて

顎を上げる顔が大好きだった。


毎朝少しかすれた声でニャッと挨拶してくれて

私のことを1番好きでいつも近くにいてくれた。

11歳過ぎてななの真似してお手とハイタッチ覚えたお利口さん


突然迎え入れた子猫のななにめちゃくちゃ

懐かれてシャーって言いながらも受け入れて

くれた優しい子。

最後までななはエイトが大好きで弱ってからも

いつも寄り添ってたから 

ななは大丈夫だろうか、と心配になります。


時々ボーッと一点を見つめたりエイトがよくいた

リビングの窓のカーテンの向こうに行ってみたり探してるのかな?と思うと涙が出ます。

会いたいよね。


昨日30日はエイトの再診の日だったけど

前日に予約キャンセルの電話をしていたら

当日の昨日、担当医からお電話をいただきました。

エイトちゃんよく頑張りましたねと言われ

涙が止まりませんでした。

まだまだ通うはずだったのにね。



エイトはお空に行ってしまったけど

もう先に行ったレオに会えたかな。

持ってったおやつやごはん、モリモリ食べてるといいな。


私が空に行くまで待っててね。

また会う時まで

下界でしっかり楽しく生きるよー!って


残ったななが寂しく無いようにできるだけ

普通に暮らしていきたいです。


ロスになってずっとメソメソ泣いてるわけじゃなく

案外いつも通りに過ごしています。

なのに突然泣けちゃう時もあって。


寂しいけど仕方ない。

動物だって人間ってだっていつかはお別れの時があってそれは仕方ないことだから

一緒にいられることに感謝して愛して

幸せを噛み締めます爆笑


あーでも寂しい!




距離感近過ぎるエイトとなな




写真は病気になる前。

病気じゃなかったら全然歳分からないくらい

毛艶も良かったの。ほんと可愛いくない?笑