【シャンパンタワーの法則】
というものがあります。
実はこれに出会ったのが、
ちょうど、地震のあった後のこと。
未曾有の災害に、
東北にボランティアに行く、
という人たちがたくさん
出ている頃のことでした。
シャンパンタワー、
っていうのは、
結婚式などで見る、
シャンパングラスを
ピラミッド状に積み上げた上から
シャンパンを注いで、
全体にシャンパンを満たしていく、
という、あれです。
「魔法の質問」の主宰者、
マツダミヒロさんが
魔法の質問ライブ、
というイベントをした時に、
Web配信でその話を聞きました。
（注：もしかしたら、その時きいた
詳細は違うかもしれません。
ミヒロさんの説明は、コチラをご覧下さい。）
一番上が、自分。
二段目が、家族。
三段目以降が、友人、職場、会社。
その下に、社会。
そう見立てて、
どこから
「シャンパン」＝「自分のエネルギー」
を注いでいくのか、
という話。
たとえば、
仕事を一生懸命頑張る、
という人は、
もしかしたら三段目から
一生懸命シャンパンを注いでいて、
その上の、家族や、
一番上の、自分のグラスが、
枯渇していることも、
ありえる。
一番上の自分のグラスから
シャンパンを注いでいくと、
あふれたシャンパンが、
二段目以降の
周囲の人や、会社や、
社会の人にこぼれていく。
そんなふうにできたら、
一部じゃなくて、
全体にシャンパンを
満たしていくことができる。
そんなふうに考えます。
その時は、
「まずボランティアに行かなきゃ」
というのも大事だけれど、
自分や周囲の人たちも、
しっかり満たされているかどうか。
いきなり一番自分から遠い
下の段だけ満たそうと
しているのではないか。
という話を
していたように思います。
その話が印象に
残っていたからなのか。
私は、この年、
時間とお金を使って、
自分を満たす、
自分をもてなす、
ということを
徹底してやっていました。
正直なところ、
それまでは、
ホントに下の段から
シャンパンを注ぎ続けて、
自分のグラスを空にして、
勝手に疲れ果てていました。
それが、
仕事は充実しているけれど、
気持ちが落ちていく感じ、
につながっていたのだと思います。
自分のグラスを
満たすようになってからの方が、
スケジュールとしては
断然忙しくなったけれど、
余裕をもって周りを見ることが
できるようになったかもしれません。
セラピスト、という仕事は、
自分自身のあり余った
エネルギーを分け与える仕事、
ということができます。
エネルギーが余っていなければ、
人に癒やす力を提供することなど、
できません。
だから、
自分自身が健康で元気でないと、
仕事として成り立たない。
自分自身が健康で元気でいられて、
あり余ったエネルギーを人に提供する。
そういう仕事を
選ぼうとしているんだな。
ということを、
実感として理解しました。
１年かけて、
私はそのことを
学んだのかもしれません。
そして。
驚いたことに。
退職の前日に会社の人たちが
企画してくれた送別会で、
シャンパンタワーが
用意されていました。
魔法の質問のことは、
会社では誰にも
言ったことがなかったのに。
そして、
今まで一緒に働いてきた、
海外の仲間を含め、
世界中からのメッセージも
届けてもらい。
本当に最高の形で
送り出していただいて、
ありがとうございます。
2011年12月14日記 シャンパンタワーの法則
http://ameblo.jp/happybodyandlife/entry-11107316664.html
