「SMAP」
今は5人のグループですが、結成された時は6人のグループでした。
6人目のSMAP、森且行さんは現在オートレーサーとして活躍されています。先日は8年振りにSGの優勝戦に進みました。今もオートレース最上位のS級にランクされ、大変活躍されています。
1988年4月に結成され、1996年5月いっぱいまで彼はSMAPでした。
14歳～22歳までの多感な時期を、SMAPとして過ごしました。
1988年にSMAPが結成されましたが、なかなかデビュー出来ず、やっとデビュー出来たのは1991年9月のことです。それでも、すぐに売れたわけではありません。
それまでのジャニーズとしては当たり前だったデビュー曲で1位を取ることができませんでしたし、売り上げも思うようには伸びませんでした。それでもデビュー前から武道館公演を行うことが出来ましたし、いつかは先輩のようにトップアイドルになれると思っていたそうです。
そんな高くなっていた鼻が折られたのは1992年夏に行われたコンサートで訪れた名古屋でのことでした。名古屋レインボーホールで行われたコンサートの幕が上がると、そこには空席が広がっていました。客席の7割が空席だったと聞きます。本人たちは最初ドッキリだと思ったそうですが、単純にチケットが売れなかったのです。
そんな苦い経験も一緒に過ごしてきた森さんがオートレーサーへの転向をメンバーに伝えたのは1995年末、1996年4月からSMAPとして初のゴールデン番組である「SMAP×SMAP」が始まることが決まった頃でした。
まさに、SMAPとしてこれからという時の脱退でした。
そんな森さんとSMAPには絶対に叶えると約束したことがあります。
それは、
絶対に一番になること。
ずっと一番でいることです。
SMAPとしてずっと一番でいること。
オートレーサー森且行としてトップに立つこと。
それが、6人が最後に交わした約束です。
それが叶うまで6人は共演しないと決めています。
そんな中、2014年の27時間テレビで森さんからSMAPへ初めて手紙が贈られました。
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SMAPのみんなへ 森且行
5人で27時間テレビをやると聞いた時、すごいなって思いました。今頃ライブが終わってクタクタになってるんじゃないかな。僕がSMAPをやめてから18年が経ちました。あのとき、あんな無茶なことを言ったのに、受け入れてくれて、暖かく送り出してくれたみんなに本当に感謝しています。
スマスマで最後の撮影をして、みんなで四谷の焼き肉屋で、乾杯して、明け方外に出て全員でカメラに向けてお尻出して写真撮ったよね。強烈に覚えています。
あれが6人で最後のSMAP。
慎吾へ
初めて会ったとき、慎吾はすっごい子供で本当の弟みたいで。生意気だなと思う時期もあったけど、ずっとかわいかった。でも、あんなやんちゃでかわいかった慎吾が、今、テレビで見ると堂々として頼もしいよ。すごいな、慎吾。
剛へ
剛とは帰る方向がいつも一緒で、一番話したかもな。一緒に電車で帰るときも剛がバクテン出来るのうらやましくて、ホームで何度もバク中やらせたりしてたよな。あ、俺、SMAPやめてから唯一見た映画。剛の「バラッド」。良かったよ。それと、バイク乗り始めたんだってな。趣味としてはいいけど、絶対安全運転。気をつけてな。
吾郎ちゃん
俺がSMAPやめて、養成所に入る前日。みんなが俺の家に集まって、バリカンで頭を刈ってくれたんだよね。吾郎ちゃん以外。そういうところが吾郎ちゃんらしくて、すごく好き。中居君、木村君と剛と慎吾に挟まれて、昔だったら俺も吾郎ちゃんと同じところにいたんだけど、真ん中にいるって大変だと思う。だけど、吾郎ちゃんがいるから、SMAPはSMAPでいられると思うよ。これからも吾郎ちゃんらしくね。
木村くん
木村君はね、メンバーの中で遊んだ回数が一番多いかも。木村君は、最初に会った時から格好良くて、一緒に遊んでても格好良くて、仕事してても格好良くて。あのときから今でもずっとずっと格好いい。すごいよ。辞めたら、怖い存在になってほしいと言ってくれた言葉。忘れないよ。
中居君
中居君には一番いろんな事を教わって、そして一番迷惑をかけた。辞めると決めてから、ずっと心配してくれてずっと面倒見てくれて。ありがとう。記者会見も一緒に出てくれてありがとう。辞める最後の最後までリーダーとして面倒見てくれてありがとう。スマスマの5人旅、見たよ。カラオケで最後にベストフレンド歌って、泣いてくれてありがとう。本当にありがとう。感謝しています。
SMAP。
僕の友達は5人以外にいません。
SMAP 最高。
森且行
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長い月日が流れ、今は異なる世界で戦っていますが、この手紙から6人の変わらぬ絆を感じます。
今年、1/9に放送されたラジオで、中居さんはこんなふうに語っています。
(収録は年末に行われました。)
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今年、「スマスマ」が、20周年なんですよ。4月で。96年の、4月に始まった番組でぇ、今年2016年の4月を迎える。もうほんっとまるっきりハタチの誕生日なんですよ。
何を思い出すかって、ホントこの、年末から年始にかけて、ちょうどねぇ、森君が辞めるか辞めないか、つってぇ。こう、ウダウダしてた時だね。
それを、すっごく思い出したわ！ うん。「『スマスマ』が20周年だ！」って言うと、森君が辞めた20周年でもあるから。森、辞めて、20年経つんだ。凄くない？
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この時、中居さんの胸には森さんとの約束が蘇っていたのではないでしょうか？
「ずっと一番でいてほしい」
森さんと最後に交わした約束は、これからも守られる大切な大切な6人の約束なのだと思います。
今は5人のグループですが、結成された時は6人のグループでした。
6人目のSMAP、森且行さんは現在オートレーサーとして活躍されています。先日は8年振りにSGの優勝戦に進みました。今もオートレース最上位のS級にランクされ、大変活躍されています。
1988年4月に結成され、1996年5月いっぱいまで彼はSMAPでした。
14歳～22歳までの多感な時期を、SMAPとして過ごしました。
1988年にSMAPが結成されましたが、なかなかデビュー出来ず、やっとデビュー出来たのは1991年9月のことです。それでも、すぐに売れたわけではありません。
それまでのジャニーズとしては当たり前だったデビュー曲で1位を取ることができませんでしたし、売り上げも思うようには伸びませんでした。それでもデビュー前から武道館公演を行うことが出来ましたし、いつかは先輩のようにトップアイドルになれると思っていたそうです。
そんな高くなっていた鼻が折られたのは1992年夏に行われたコンサートで訪れた名古屋でのことでした。名古屋レインボーホールで行われたコンサートの幕が上がると、そこには空席が広がっていました。客席の7割が空席だったと聞きます。本人たちは最初ドッキリだと思ったそうですが、単純にチケットが売れなかったのです。
そんな苦い経験も一緒に過ごしてきた森さんがオートレーサーへの転向をメンバーに伝えたのは1995年末、1996年4月からSMAPとして初のゴールデン番組である「SMAP×SMAP」が始まることが決まった頃でした。
まさに、SMAPとしてこれからという時の脱退でした。
そんな森さんとSMAPには絶対に叶えると約束したことがあります。
それは、
絶対に一番になること。
ずっと一番でいることです。
SMAPとしてずっと一番でいること。
オートレーサー森且行としてトップに立つこと。
それが、6人が最後に交わした約束です。
それが叶うまで6人は共演しないと決めています。
そんな中、2014年の27時間テレビで森さんからSMAPへ初めて手紙が贈られました。
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SMAPのみんなへ 森且行
5人で27時間テレビをやると聞いた時、すごいなって思いました。今頃ライブが終わってクタクタになってるんじゃないかな。僕がSMAPをやめてから18年が経ちました。あのとき、あんな無茶なことを言ったのに、受け入れてくれて、暖かく送り出してくれたみんなに本当に感謝しています。
スマスマで最後の撮影をして、みんなで四谷の焼き肉屋で、乾杯して、明け方外に出て全員でカメラに向けてお尻出して写真撮ったよね。強烈に覚えています。
あれが6人で最後のSMAP。
慎吾へ
初めて会ったとき、慎吾はすっごい子供で本当の弟みたいで。生意気だなと思う時期もあったけど、ずっとかわいかった。でも、あんなやんちゃでかわいかった慎吾が、今、テレビで見ると堂々として頼もしいよ。すごいな、慎吾。
剛へ
剛とは帰る方向がいつも一緒で、一番話したかもな。一緒に電車で帰るときも剛がバクテン出来るのうらやましくて、ホームで何度もバク中やらせたりしてたよな。あ、俺、SMAPやめてから唯一見た映画。剛の「バラッド」。良かったよ。それと、バイク乗り始めたんだってな。趣味としてはいいけど、絶対安全運転。気をつけてな。
吾郎ちゃん
俺がSMAPやめて、養成所に入る前日。みんなが俺の家に集まって、バリカンで頭を刈ってくれたんだよね。吾郎ちゃん以外。そういうところが吾郎ちゃんらしくて、すごく好き。中居君、木村君と剛と慎吾に挟まれて、昔だったら俺も吾郎ちゃんと同じところにいたんだけど、真ん中にいるって大変だと思う。だけど、吾郎ちゃんがいるから、SMAPはSMAPでいられると思うよ。これからも吾郎ちゃんらしくね。
木村くん
木村君はね、メンバーの中で遊んだ回数が一番多いかも。木村君は、最初に会った時から格好良くて、一緒に遊んでても格好良くて、仕事してても格好良くて。あのときから今でもずっとずっと格好いい。すごいよ。辞めたら、怖い存在になってほしいと言ってくれた言葉。忘れないよ。
中居君
中居君には一番いろんな事を教わって、そして一番迷惑をかけた。辞めると決めてから、ずっと心配してくれてずっと面倒見てくれて。ありがとう。記者会見も一緒に出てくれてありがとう。辞める最後の最後までリーダーとして面倒見てくれてありがとう。スマスマの5人旅、見たよ。カラオケで最後にベストフレンド歌って、泣いてくれてありがとう。本当にありがとう。感謝しています。
SMAP。
僕の友達は5人以外にいません。
SMAP 最高。
森且行
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長い月日が流れ、今は異なる世界で戦っていますが、この手紙から6人の変わらぬ絆を感じます。
今年、1/9に放送されたラジオで、中居さんはこんなふうに語っています。
(収録は年末に行われました。)
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今年、「スマスマ」が、20周年なんですよ。4月で。96年の、4月に始まった番組でぇ、今年2016年の4月を迎える。もうほんっとまるっきりハタチの誕生日なんですよ。
何を思い出すかって、ホントこの、年末から年始にかけて、ちょうどねぇ、森君が辞めるか辞めないか、つってぇ。こう、ウダウダしてた時だね。
それを、すっごく思い出したわ！ うん。「『スマスマ』が20周年だ！」って言うと、森君が辞めた20周年でもあるから。森、辞めて、20年経つんだ。凄くない？
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この時、中居さんの胸には森さんとの約束が蘇っていたのではないでしょうか？
「ずっと一番でいてほしい」
森さんと最後に交わした約束は、これからも守られる大切な大切な6人の約束なのだと思います。