透明な濃紺の空が



暁の光を帯びて輝くとき




世界に




私に




光が降り注ぐ




「私の心」が認識する「世界」の




夜と闇があけ




朝と光が訪れる




悲しみを溶かす癒しの光明




恐れを祓う救いの輝き




それを人は




神と呼ぶ




ウシャスと呼ばれ




天照大神と呼ばれ




薬師浄瑠璃如来と呼ばれ




その暁光に人は祈る




そして終に




心と世界が




同じであることを




その祈りの中で覚る