穀雨節
春の最後の節気です

昨日のしなやかな雨がとても気持ち良かったのは
きっと穀雨節だから

日本の美しい四季をわけた二十四節気
穀物を育むために必要な水
乾いていた冬から潤う春に

春が満ち
水に満たされたことを感じる穀雨

そして、昨日の午後はフラの日でした
習っているのは、古典フラ、カヒコ

ヨガのヴェーダのように
文字をもたぬハワイに受け継がれたフラとチャント
舞いと唄

受け継がれてきた古き時代のフラがカヒコ

文字をもたないということは
原始的なのではなく
本質を変換することなく
直接体験するということです

文字は記号
変換しているもの

直接体験とは
余計なフィルター(マインド)を通さず
波動そのものを感じる
そのものと同一化する

そもそも全てがひとつであることに気づく
ということ

ハワイの天地創造のものがたりに
クムリポという神話があります

クムリポとは
暗闇の源という意味

恐れの闇ではなく
あたたかい闇、原初の闇

(門、GATEに音と書いて闇、奥深いなぁ)

そのクムリポのなかの
水のオリ(唱える言葉)

意訳すると(流行りの超訳で)


闇から一筋の光りがあらわれ水となる

泥と水のうねりが大地に
植物の栄養となり
立ちあがる

神さまはそこにおはします

人はまだあらわれてはいない

細い水は男性性
流れる純粋な渓流の飲み水に
広い水は女性性
流れ込む海
生命の豊穣の水に


クムリポの最初の方である
水のオリは古事記の最初にそっくり

古事記は読みとくと地球誕生のものがたり
天地創造

ハワイと日本は霊性的に
同じルーツを持つのではないかしら


今は穀雨
五穀を育む準備が整った種蒔きの季節
水は生命の象徴

生命を育み
生命を保ち
生命そのものでもある

水のオリを唱え
穀雨の清々しい雨を浴びて
地球の創造を感じる

なんて美しいせかい
そのすべてに感謝する
生命であること
生きていることに感動する


追記
七十二候では、葦始生(あしはじめてしょうず)
古事記でも、クムリポでも
土と水が関わり
葦のような植物が生まれるのですよね




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