『ヨーガ・スートラ』は
ラージャヨガ(瞑想のヨガ)と呼ばれる流派
ヨガ学派の経典です
4〜5世紀ごろ
パタンジャリが編纂したとされ
195文の短い格言で綴られています
ヨガ哲学を学ぼうとすると必ず出てくる
◆ヨガの定義
「ヨガとは心のはたらき(波)を静めること」も
◆ヨガの八支則
①ヤマ(やってはいけないこと)
②二ヤマ(推奨されること)
③アーサナ(坐法、ポーズ、身体の調整)
④プラーナヤーマ(呼吸、エネルギーの調整)
⑤プラティヤーハーラ(感覚のコントロール)
⑥ダーラナ(集中)
⑦ディヤーナ(瞑想)
⑧サマーディ(悟り、ワンネス)
も
『ヨーガ・スートラ』に書かれています
現在、ヨガといえばアーサナ(ポーズ)ですが
スートラの195文のうちたった3文のみ
(これはこれで奥深いのでまた別の機会に)
スートラに書かれているのは
悟りのための方法論
瞑想の段階や
心の波を静める方法
などなど
ヨーガ・スートラは
日本語訳の本もたくさんありますが
全然違う解釈もあります
なぜなら、短い格言だから
解釈が違ってしまうこともあるのですね
短いからこそ逆に難解で
本を読んでも眠っちゃうという方も多いのです
スクールのヨガ哲学コースでは
私が何冊ものテキストを参考に
スピリチュアルな知識や経験も加味した上で
スートラ全文を取り上げて解説しています
◆
瞑想を通じて
このせかいの本質を識り
悟りへの道を進む
ヨガでは
1%の知識と99%の実践が大切といわれていますが
この1%の知識を知らずして行う実践は
ヨガの目的のための実践ではないのです
ヨガ・スートラに書かれていることを知らずに
普段から瞑想を習慣にしている方は
何のために瞑想をするのか
ぜひ知識を知っていただきたいなと思います
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