アニミズムヨガは

私が、屋久島の詩人・山尾三省さんの思想を学び


※詩集や著書はたくさんありますが、ヨガのルーツ「ヴェーダーンタ哲学」を屋久島の暮らしとともに語るエッセイ2冊は『屋久島のウパニシャッド』『リグ・ヴェーダの智慧ーアニミズムの深化のために』


・ヨガのルーツはアニミズム・自然信仰にあること

・自然を神とするのは日本古来の思想でもあること


を実感して

アニミズムのエッセンスをベースとする

自然を慈しむ想いを大切にしているヨガです


三省さんが伝えていたのは

仰々しい信仰や祭祀を重んじるものではなく


日々の暮らしのなかにある

あたりまえのことに焦点をあて

水や土、森や海、太陽や月

自然のリズムの豊かさと神性に

感謝して、祈りとともに生きること



ヨガスクールでは、24回の講義の中で

2回、自然実習に出かけます


昨日はその自然実習の日

神奈川県足柄上郡大井町の

コンコントフィールドへ


コンコントフィールドは

もともとは観光農園だった

ブルーベリーガーデン旭の小宮真一郎さんが

水源再生のために、観光園を辞めて

森と土壌を学ぶ体感型のWSや

シェア田んぼなどを行っている場所です





無農薬ブルーベリーの摘みとり体験

\摘む瞑想/

黙々と集中



水と森のお話し会では


神社の鎮守の杜が、本来の植生である原生の森で、その森の根が豊かな水を蓄え、土砂災害からも守ってくれていること


(国策により日本の森のほとんどが根が広がらない杉林に変えられ放置されたり、要となるような場所に開発が入ることで保水力が失われたり、自然災害と思われていることは、実は人災でもあること)


土中の菌糸ネットワークが繋がり、土と根と木という個ではなく、森そのものが、全で生きていること


(だから、土中環境が、道路や河川のコンクリート工事などによって分断されてしまうと、土中の膨大な菌糸ネットワークが断ち切られ、滞りができて森は弱ってしまう)


といった、私たち人間が生きるために

学びなおさならばならない

自然とともにある智慧


そして、その実践の苦労についても伺いました

(言うは易く、行うは難し!)



アニミズムが伝えている

自然という生命の営み

地球という星の営み

人間はその一部であり抱かれている存在であること


自然実習は、それを体感できる場です



森が水を蓄え

沸いた水で田んぼが

人の営みが潤う



藪化していた水源地の再生の過程を見学



獅子窪の湧水は美しく静謐だけど

50年前は泳げて

100年前は大きな水車がまわっていたそうです



今年も少し早い彼岸花が咲いていました


彼岸はみえないせかい

みえる世界に限定されている私たちは

自我と欲と利益ばかりに翻弄されている


ほんとうは森のように

私たちも繋がりあっている

(身体は地球の一部、意識は集合意識の一部)


エネルギーも循環し続け

地球が存続するあいだは無限に存在している


水と森と大地から学び

アニミズムな生き方を思い出して

人の創意工夫が生み出してきた

人類の積み上げてきた科学の舵取り

(やめる、ではなく本質を大切にする)

をしていくことが


子どもたちの未来に

また生まれ変わる私たちの未来に

繋がっていくのだと信じています





写真は、スクールの皆さんが撮ってくれたものを使わせていただきました(^^)



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