これは、私が考えたフィクションの物語です。

 

最後までごゆっくりお読みください爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

ある朝、目が覚めたら

 

あなたは、知らないトレーニングジムの中にいました。

 

 

 

何故か、動きやすい服装をしていて

 

飲み物もちゃんと持ってきている。

 

寝起きなのに、お腹もすいていない。

 

 

「私はいつどうやってここに入ったんだろう?」

 

そう思いつつも

 

「まあ、せっかく来たんだし、運動していこうかな

 

そうそう、最近、二の腕が気になるから

 

腕を鍛えていこう」

 

と思い、あなたは

 

腕を鍛える用のマシーンで

 

トレーニングをし始めました。

 

 

 

 

室内には、あなたの他に数名、

 

トレーニングをしている人がいます。

 

 

ただ、おかしなことに

 

みんな

 

変なものを見るような目で

 

あなたを見ているのです。

 

 

 

「何だろう・・・?私、まるで悪い事をしているかのように見られている。

 

ただ、腕を鍛えているだけなのに」

 

 

 

そのうちに、室内にいた自分と同年代くらいの人が

 

親切そうに近寄ってきて、こう言いました。

 

「もしかして、腕を鍛えるために、そのマシーンを使っているんですか?」

 

あなたは答えました。

 

「はい、そうです」

 

 

するとその人(利用者A)はビックリして、そしてちょっと怒りながら、言いました。

 

利用者A「え!腕を鍛えるために、腕を鍛えるマシーンに乗るなんでずるい人のすることですよ。

 

     普通は、スクワットとか腹筋をしながら、腕って鍛えるものなんじゃないですか!?」

 

 

 

あなたは、戸惑いました。

 

ー 腕を鍛えたくて、腕を鍛えるマシーンを使うのはずる??

 スクワットや腹筋で、腕なんて鍛えられないじゃないのに。この人は何を言っているんだろう。

 

 

あなた「ずるってどういうことですか?

 

    スクワットじゃ脚を、腹筋だったら腹筋が鍛えらえるだけで、

 

    腕が鍛えらえるわけないじゃないですか」

 

利用者A「いやあ、それはそうですけど・・でも私の周りの人誰もそんなことしませんし、

 

    万が一していたら、変な目で見られます」

 

あなた「どうして?どこがおかしいんですか?」

 

利用者A「・・・。とにかくそういうものなんです。小さい頃から私はそう親に言われてきました。

 

    腕を鍛えるためにはスクワットや腹筋をするのが常識なんです!」

 

あなた「そうなんですね。でも、それじゃ、腕は鍛えられないですよ」

 

利用者A「それは、その人の頑張りが足りないんです!」

 

あなた「(えー収集つかないなあ)」

 

 

 

すると、年配の利用者の人もあなたに近づいてきて、言いました。

 

 

年配の利用者「あんた、若いから知らないかもしれないけれど

 

        この国は昔、

 

        『腕を鍛えるのに腕立てするのは罪だ』

 

        『腕立てしません、勝つまでは』というお触れが出回っていたんだよ。

 

        きっとそのせいなんだろうねえ、

 

        今になっても、『腕を鍛えるためにはスクワットや腹筋をするものだ』という考えだけが広まっているのは。

 

        もうそんな時代は、過ぎたんだけどねえ」

 

あなた    「そうだったんですね」

 

年配の利用者「あの頃も結構いたよ。『腕が鍛えるのに、腹筋やスクワットをするなんておかしい』と声をあげていた人は。

 

       でも、そういう人は、周りから非国民扱いをされていたね。

 

       『みんなが腕立てせずに我慢しているんだから、お前もそうしろ』と怒られて。

 

 

       腕立てそのものに罪はないんだ。今の法律にだって、腕立て禁止、なんて項目ないだろう?

 

       別に腕立てして、逮捕されるような人なんていないだろう。

 

       ただ、あの頃の国の方針が、そうだったってだけで、

 

      今はそういう時代じゃないんだけどねえ」

 

 

あなた 「・・・」

 

年配の利用者「分かるさ。あんた、きっとこの国・・いや、この星の人じゃないんだろう。

 

あんたの星では、みんな、鍛えたいところを自由に鍛えているんだろうね。楽しみながら。

 

あんたは、その考えを広めにこの星に来たんじゃないか?」

 

 

あなた「どうなんでしょう・・」

 

 

利用者A 「あの・・難しい話でよく分からなかったけれども、

 

       私、ずるい人とは思われたくないんです。腕立てしたら効率よく鍛えられることぐらいは分かります。

 

      でも

 

      親だって周りの友達だって、我慢しているのに私だけ楽して腕立てをしていたら

 

      変な目で見られるに決まっているじゃないですか。

 

      恋愛マニュアル本にだって、

 

      『スクワットをしていたらいつか腕が鍛えられる。その頑張りが男性の心を打つ』って書いてあったし」

 

あなた   「なんじゃそりゃ!?!?!!?」

 

利用者A「正直それ本当なのかな?って思っていますよ。でも本にそう書いてあるし」

 

あなた   「そっか、本に書いてあるし、周りの人もそういう感じだったら、あなただけ腕立てなんて出来ないよね・・」

 

利用者A「はい・・。でも、私、あなたが羨ましいです。確かに、腕立ては法律違反なんかじゃない。

 

    なのに、よく分からない理由で、何となくそれは良くないって言われていることに、本当は違和感ありまくりますよ」

 

 

年配の利用者「あんたがたは、時代を変える人だ。腕を鍛えるのに、腕立てをして何が悪いのか、

 

        今一度、世の中に問いかけるんだ。どこがずるなのか、はっきり問いかけるんだ

 

        腕立てをすることで、一体誰に迷惑がかかるのか、問いかけるんだ」

 

あなた・利用者A「はい!!!」

 

 

 

そう答えた瞬間、

 

あなたは目が覚め、ベットから飛び起きました。

 

あなた「あれ・・、さっきまでジムにいたのに・・」

 

 

 

 

~おしまい~

 

 

 

 

 

 

 

ふ~長かったけれど、読んでいただきありがとうございました。

 

 

この物語は、フィクションです。

 

でも、超、私が多くの人に伝えたいことを盛り込んでいます。

 

 

 

腕立てすること を 「甘える・頼る・頑張らない・好きなことをする」 に

 

腕を鍛えること を 「愛される・成功する・お金持ちになる・幸せになる」 に

 

スクワットや腹筋 を 「必死で頑張る・我慢する・耐える・歯を食いしばる」 に

 

 

置き換えて 

 

良かったら、もう一度

 

読み返してみてください。

 

 

これを読んでくださっている方は、

 

これまでの常識を覆すためのインディゴチルドレンさんが多いと推測しているので

 

きっと、ビビッと来ていただけるかと思います。

 

 

 

ではでは

 

今日も、読んでいただき、ありがとうございました♥