T先生からの卒業 | 前骨間神経麻痺について知っている二、三の事柄

前骨間神経麻痺について知っている二、三の事柄

2010年7月に「前骨間神経麻痺」という、珍しい手の病気を患いました。
闘病記を書いていますが、現在、更新を停止しています。

本日、半年ぶりにE病院整形外科で、T先生の診察を受けた。

まだ、親指の力と、回内筋(手を内側に曲げる筋肉)の力は、少し弱いものの、
5段階評価の「5-」と、完治まであと一歩のところまで来てるとのことだった。

ただ、これらの筋力が戻るまでは、「あと1~2年かなあ」と。。。
先はまだまだ長い。

で、T先生も参加されている、前・後骨間神経麻痺の学会、
「前骨間神経麻痺・後骨間神経麻痺に対する全国整形外科多施設診療グループ」
http://www.inps-japan.net
で、紹介されている、「前骨間神経麻痺・22例(H25.5.1現在)」の中に、
私の症例は入っているのか?と聞いたら、
「学会が発足した後の患者さんの数なので、入っていない」とのこと(泣)

ただ、「今後、あなたの治療データを学会に提供してもよいか?」と聞かれたので、
「なんぼでもお使いください!」と、お伝えしました(笑)

また、「略治(だいたい治ったの意)」とのことで、
今回をもって、T先生の診察は卒業することになった。

紹介状なしで飛び込んでから、約2年半.。
最後の方は半年に1度ペースだったけど、
とっても明るく、親身になって診察してくださるT先生とお話しするのが、楽しみだった。

卒業は、うれしくもあり、寂しさもありといった感じです。