禁止でも飲みたい | 青山勝、劇団道学先生のブログ

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ワークショップは新宿区内の施設を借りて行っている。

今日の施設は、新大久保、東新宿、若松河田、早稲田、といった各駅からそれぞれ徒歩○○分といったあたりで、ぼくは総武線の大久保駅から30分近くかけて歩いて通っている。

大久保通りを東に向かい、明治通りを越してしばらく行くと左手にスーパーマーケットがある。店舗の前はちょっとした広場になっていて、店舗脇にはでかでかと「飲酒禁止」と赤文字の看板が出ている。

それでも広場には十数人ほどの人が、缶ビールやカップ酒を手にたむろしている。

ほぼ全員が老人といっていいだろう。

おそらくスーパーマーケットで買ったアルコールなんでしょう。店も注意しにくいやな。

時刻は十二時半。昼メシどき。

時節柄、非難されるべき光景で、ぼくも内心(おいおい…、それだから若者に嫌われるんだぜ)などと思ったりしたが、それはコロナ禍の一種の条件反射で、よーく考えてみると、一緒になって飲みたい自分もいたりするのだ。

それに老人たちは、たむろしているものの、大声で談笑するわけでもなく、静かに昼酒を楽しんでいる様子で、だから店の人もあえて注意したりしないのだろう。たぶん。

ワークショップの帰りは別ルートだったが、昼間の光景がアタマに残っていたぼくは、缶ビールを何本か買って帰宅した。