> ◆プロボクシング▽日本スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ10回戦 同級1位・奈良井翼(TKO 5回2分10秒)王者・原優奈(20日・エディオンアリーナ大阪第2競技場)
奈良井は人生初というチャンピオンベルトを故郷大阪で巻き、リング上で思わずうれし泣きした。「坂選手に負けて、このタイトルを取るために頑張ってきて…。勝てて本当にうれしい」。22年9月、当時の日本同級王者・坂晃典(仲里)に挑むもダウンの応酬の末、6回TKO負け。だが、1年7か月後のこの日、坂からTKO奪取した原を沈め、悪夢を払しょくした。
右対決。奈良井は初回からオーバーハンドの右を何度も原にヒットした。「あれが当たるんじゃないかと(陣営で)話していた」。作戦通りに主導権を握ると4回、左フックで最初のダウンを奪う。「狙わず振ったら倒れた」。原の右目付近はみるみる腫れ上がる。5回、奈良井の右ストレートが王者を赤コーナー付近まで吹っ飛ばし、2度目のダウンをゲット。辛うじて立ち上がった原から、再び右ストレートでダウンを奪うと、レフェリーが試合を止めた。ジャッジ3人は4回まで全員が40―35のフルマークで奈良井を支持。完勝だった。
坂戦で競り負けた後、奈良井は「粘り強さ」を体得するため、自分と向き合ったという。サンドバッグ打ちひとつにしても、それまでは疲れたら適当にこなしていたが、相手を想像し、自分が納得するまで打ち続けた。この日も最初のダウンを奪うまで「俺のパンチ、効いているのか? 相手のアッパーが怖い」と不安になったが、「坂戦のように苦しい顔をしたらアカン」と堂々とした表情でリングを支配し続け、栄冠をつかんだ。
人生初ベルトをゴールにするつもりはない。新王者は「浮かれることなく、このベルトを守って、世界を目指したい。世界王者になって、親にマンションを買ってあげたい」ときっぱり。所属ジムのRK蒲田・柳光和博会長は現役時代、東洋太平洋スーパーフライ級王者だったが、世界王座には届かなかった(02年3月、当時のWBC同級王者・徳山昌守に9回TKO負け)。24歳の奈良井が陣営の期待も背負い、大きな夢へと突き進む。
…以上記事な
チャンピオン交代‼︎
最近、真正ジムの勢いがすごかったから、今回も…⁇ なんて想像していたら、逆でしたわ
ちょっと映像観てないからわからないけど、フルマークで二度ダウン奪った末にストップを呼び込んだ…と
「完勝」
「会心の一戦」
となりましたな
おめでとうございました‼︎
いつかのタイトル初挑戦の悔しい悔しい敗戦が「生かされた」のだなぁ
これは嬉しいな
その「努力」が報われ、チャンピオンベルトになって返ってきた…と
初防衛戦に期待‼︎
御愛読感謝